岩手県で唯一の日本滝百選「不動の滝」にて

安代 不動の滝
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東北地方で日本滝百選に認定されているのは、お隣秋田県で4つ、山形県、福島県で3つ、青森県、宮城県で2つ、そして岩手県は安代にある「不動の滝」だた一つのみです。そこで絹糸の様な滝の写真を撮りたくて行ってきました。

ただの滝じゃないよ

安代商店街の南側を走っていると、国道282号線のすぐ脇に、周りの電信柱より高い大きな赤い鳥居が見えてくるが、これが不動の滝の入り口です。

何度も通っているのだが、この奥には大きな寺社仏閣の様な建物が見当たらないので、写真を趣味にする前はただの大鳥居が立っているだけだと思って、そこから奥に入っていくことは無かった。

その線路わきの大鳥居をくぐり橋を越えて、細い道を山の奥へと3~4キロ車を走らせると駐車場につく。

変則的な駐車場の形をしているが、30台ぐらいは停められると思う。さらに通り過ぎたが坂の下には未舗装の駐車場もあり、こちらはさらに広い。毎年桜の咲くころはお祭りがあり、この駐車場の収容力があれば安心だ。

駐車場の道路向かいの斜面は遊歩道が整備されて数十本の桜の木が植えられ休憩施設もある。何度か訪れているが、普段は営業している気配はないが、トイレなどはきれいに清掃されているので助かる。

ここから滝に向かうが、相棒のD500に組み合わせるレンズはDX広角レンズの10-24mm一本で行ってみよう。

NIKON D500 (20mm, f/4.5, 1/160 sec, ISO320)

鳥居をくぐり奥に進む。

参道がある時点で、滝に向かっている事を忘れてしまう。

NIKON D500 (24mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO125)

参拝を済ませさらに進む。気分はすっかり寺社巡りだ。

差し込む光も神秘的に見える。

NIKON D500 (24mm, f/4.5, 1/30 sec, ISO320)

山門をくぐり更に進みます。自然と厳粛な気持ちになる。

岩のくぼみに建てられた不動堂の周りは、縁結びの木、龍神様、さらに奥宮跡から岩をよじ登っていくと最後の参拝場所があります。

NIKON D500 (10mm, f/5, 1/60 sec, ISO500)

普通、切り立った岩肌のそばは、崩れてきそうであまりいい気分ではありませんが、ここは全く不安な気持ちになりません。

ちょっと広角で遊んでみました。意外とボケて動きのある画になったように思います。

NIKON D500 (10mm, f/3.5, 1/640 sec, ISO800)

滝の撮影に入るので、レンズにND8フィルターを付ける。このNDフィルターは減光フィルターなので、これを付けることによって、よりシャッタースピードを遅くすることが可能となり、水の動きが流れて絹の様に撮る事が出来ます。

NIKON D500 (24mm, f/11, 2 sec, ISO50)

ちなみに、ND8は3段分の減光になります。シャッタースピードだと半分の半分の半分。

1/8秒が適正露出とすると1/4の半分の1/2の半分の1秒まで落とすことが出来ます。絞りはややこしい数字になるので触れませんが、下の2枚の比較写真でもおおよそ3段分の減光になっています。

ちなみにf32がf11になる場合が3段分の減光になります。

NIKON D500 (22mm, f/11, 3 sec, ISO50)

ちなみに、フィルターを外すとこんな感じです(下の写真)。シャッタースピードをほぼ同じにすると、絞りがf29と普段使う事が無い絞りになるので、やはりNDフィルターを使ったほうがきれいに撮る事が出来る。

現像は同じ設定なので、色味を比較してもフィルターをつけたほうが無駄な反射がなくなるからか発色が良い。

ちなみにf値をここまで絞ると「回析現象」いわゆる小絞りボケ、という画質に悪影響が及ぶ現象が現れるというので、そうならない為にもNDフィルターは有効です。

NIKON D500 (22mm, f/29, 2.5 sec, ISO50)

ここで力を発揮したのがニコンD500のISO感度の減感です。普通最低ISO感度は100ですが、高級機と同様にISO50まで3ステップで減感できるのです。

今回行った時は水量がいつもより少ないようだった。去年の春に行った時は下の写真のように水量がたくさんで、植物も邪魔にならず橋の下まで滝が回り込みきれいに撮れた。

ただ残念なのはNDフィルターを持って行かなかったので、絞りシャッタースピードとも思った設定に出来なかった事だ。

NIKON D7200 (24mm, f/22, 1/5 sec, ISO100)

この場所から来た道を戻らないで川沿いの遊歩道を進むと、駐車場に戻ることが出来ます。たまにここで折り返して帰る人を見かけますが、春には水芭蕉も咲くきれいな渓流ですので散策を楽しんだほうがよいです。

また、ここから車で30分も走れば瀬戸内寂聴さんが住職(現:特命住職)で有名な天台寺もあるのでそちらにも寄ってみては如何でしょうか。

瀬戸内寂聴さんで有名な天台寺「あじさい祭り」直前の様子
記念すべき100記事目は、「瀬戸内寂聴」さんが住職(現・特命住職)として全国に知られている「天台寺」からに決定。天台寺では毎年2週間程の期間...

最後に、ここは大自然のど真ん中。

ですので熊も蛇も蜂や蚊もいます。心して入山してください。

以上、蚊に刺されてかゆい奥野 路頼(@michinoku_oku)でした。

どんとはれ。



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