雨が降っても写真を撮りたい そうだ!水族館へ行こう

「もぐらんぴあ」にて クマノミ
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6月に入った途端、梅雨入り宣言されたわけでもないのに、ぱっとしない天気が続いています。撮影場所とシチュエーションを考えても何処もイメージはお天気同様にぱっとしません。そんな時、絞り出した一つの答えが水族館です。

「もぐらんぴあ」でマクロ撮影!

初心者フォトグラファーは撮影場所の手持ちカードが少なくて、雨の日の撮影場所に悩みます。

本格的な梅雨の時期であれば、紫陽花(あじさい)を撮りにとか考えるのですが、この時期の岩手はまだ早い。

かといって、雨の中カッコいいストリート写真を撮る腕もない。

そこで考えました。

雨の影響を受けずに面白い写真が撮れそうな場所。

その一つの答えが水族館です。

検索結果、東北の主な水族館は以下の通りです。

青森県:浅虫水族館(青森市)

秋田県:男鹿水族館GAO(男鹿市)

岩手県:もぐらんぴあ(久慈市)

宮城県:仙台うみの杜水族館(仙台市)

山形県:加茂水族館(鶴岡市)

福島県:アクアマリンふくしま(いわき市)

福島県:アクアマリンいわなしろカワセミ水族館(猪苗代町)

グーグルマップで盛岡I.Cからの移動時間を調べると、最短時間順に

もぐらんぴあ:1時間51分(137km)

仙台うみの杜水族館:2時間(181km)

男鹿水族館:2時間55分(226km)※北上J.C経由

加茂水族館:3時間29分(228km)

アクアマリンふくしま:3時間30分(301km)

アクアマリンいなわしろ:3時間35分(325km)

男鹿水族館は国道46号線を利用すると13分多くかかりますが、移動距離は181kmで45km短くなります。往復にして90kmですね。

久慈市の「もぐらんぴあ」も「仙台うみの杜水族館」もおよそ2時間ですので、イルカショーが見られる仙台うみの杜水族館に行きたいところですが、昨年行った時はなかなかの激込み人気スポットで落ち着いて写真を撮るには少々気が引けます。

それに、家庭内自己破産者にとって、高速料金もばかにならないので今回はできるだけ有料道路を使わないルートの「もぐらんぴあ」に決定しました。

「もぐらんぴあ」までの経路

車で盛岡から「もぐらんぴあ」に行く経路は主に3ルートあります。

・先ほどの盛岡I.C(最寄りのI.C)から九戸I.Cを利用するルート

・国道4号線を北上し一戸I.C~九戸I.Cのみ利用するルート

・国道4号線を北上し葛巻町経由で有料道路を使わないルート

おおむねこんな所ですが、それぞれ30分も差がありません。

ちなみに、盛岡I.Cから八戸経由(高速道路無料提供区間)階上I.Cまで1時間30分ですので、八戸のウミネコの繁殖地で有名な蕪島や、種差海岸などもドライブプランに入れると、八戸経由(帰路)も面白いと思います。

沿岸方面に遊びに行くと、高速道路がどんどん繋がっているのを実感できるので、復興の進み具合を体感できます。

沿岸へのアクセスが良くなると、遊びにも行きやすくなります。

期待してます。

それまでには家庭内自己破産を解決しなければ(;^_^A

えっ、なんで家庭内自己破産をしたかって。

それはね、カメラの機材に全財産をつぎ込んだからだよ。

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馬鹿だね(笑)

新緑の白樺林を抜ける平庭高原経由がお財布にも心にもやさしいのですが、いかんせん天気がはっきりしないので、間をとって一戸I.C~九戸I.Cだけ高速道路を利用するルートで向かいました。

これにはもう一つ理由があって、道の駅おおの(洋野町)の「おおのキャンパス」で食べられるお気に入りラーメンが目当ての為です。

これです。

おおの 赤鶏ラーメン

iPhone7

赤鶏ラーメン

なんと大根が入っているのです。

初めて食べたときは、おでんを想像し違和感があったのですが、後を引く鶏の出汁がたまらなく、ひき肉も残さず汁を飲み干すうまさです。

ここまでくると、「もぐらんぴあ」まで30分。

長い下り道をエンジンブレーキを効かせながら、燃費にやさしい運転で車を走らせます。

復興道路の工事が進む、久慈北I.Cを右折し久慈市内方面へ向かいます。

すると、先ほど食べた赤鶏の亡霊でしょうか。

目の前を二羽の赤鶏が国道を歩いて渡っていきました。

こちらは調理前の激レア状態です。

やはり、食べられたくないのでしょうね。

「さっきは命ありがとう」と言って、その場を後にしました。

あのあと、どうなったのでしょう…

(ドラレコの動画をアップ予定でしたが上書きされたようです。(^^;)

国道45号線から海岸方向に左折して道なりに数分走れば「もぐらんぴあ」に到着です。

もぐらんぴあ

以前からあったトイレこそ、そのままの状態ですが、ありえない場所に転がっていた大きなタンクや配管、車、船などがひしゃげた状態で絡まるようになっていたあの頃の面影はなく、奇麗に公園も整備され、見た目の復興はしっかりと前を向いて歩んでいるのを感じます。

一時、まちなか水族館として久慈の駅前で仮住まいで頑張っていましたが、今は元の場所に戻って再開しています。

マクロ撮影はむずかしい?

入館して、さっそく撮影開始です。

作例を数枚アップします。

もぐらんぴあNIKON D500 (40mm, f/5, 1/100 sec, ISO640)

もぐらんぴあNIKON D500 (40mm, f/5, 1/100 sec, ISO500)

小さな水槽で、小魚が出迎えてくれます。

ファインディング「ニモ」で知名度が高いクマノミです。

僕がハマったのは、クラゲです。

もぐらんぴあNIKON D500 (40mm, f/4.5, 1/100 sec, ISO1600)

水の流れに任せてゆらゆらと動いたり、筋状に虹色の光を放つもの、色んな特徴があり、ずっと見ていても飽きません。

もぐらんぴあNIKON D500 (40mm, f/3.2, 1/100 sec, ISO1100)

ちょっとクラゲが有名な山形県の「加茂水族館」に行ってみたくなりました。

もぐらんぴあNIKON D500 (40mm, f/3, 1/100 sec, ISO4000)

もぐらんぴあNIKON D500 (40mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO5600)

ただし、撮影は困難でした。

薄暗いので、動きのある魚を撮る場合シャッタースピードをある程度ほしいので、ISO感度をあげることになるのですが、ISO感度をあげるとノイズが出てきて、きれいには撮れません。

使うレンズも接写が得意なマクロレンズなので、見ての通り被写界深度(ピントの合う範囲)が薄いので、ある程度絞る必要があります。

その設定が、対象物や、水槽の照明によりさまざまに設定する必要があり、なかなか困難でした。

思い切ってプログラムモードやISOオートにして観察や構図に集中した方が良かったかもしれません。

また、LV(ライブビュー)で最初撮っていたのですが、ピントがまず合わない。

相手も動くし、一体じゃないし。

ピントが迷って全然使い物になりませんでした。

仕方なく、ファインダーを覗いて本気モードで撮るようにしました。

大正解ですね。

D500はガシガシ合焦します。

一番難しかったのは、クリオネです。

羽みたいなものが結構早く動いているんですよね。

おまけに結構小さい。

両方羽が開いた瞬間を撮るには、D500の10枚/秒の連射で撃ち落とすしかない。

そして、おっさんがクリオネに向かい、水族館で連射音を立てて超本気モードで撮れたのがこれ

もぐらんぴあNIKON D500 (40mm, f/3.2, 1/80 sec, ISO180)

流石にクリオネは小さいので、倍サイズぐらいになるようにトリミングして載せました。

なんとか羽が見えます。

水族館を満喫した後は、エレベーターで5Fに上がり、屋上展望所に行ってみました。

青い空、白い雲。

出かけたときは雨だったのに…。

そこで一枚。

NIKON D500 (40mm, f/5.6, 1/1250 sec, ISO100)

忘れていました。

ここは国家石油地下備蓄基地でした。

その副産物として、地中に穴を掘り水族館が整備されたのです。

たしか…。

原油を積んだタンカーは沖の方に停泊し、長いホースを使い汲み取られ、地下のタンクに貯蔵されます。

現在、日本で消費される百数十日分の原油が蓄えられているとか。

ものすごい量とは思いますが、原油が輸入がストップすれば、日本の石油エネルギー、資源は半年も持たないと思うと少ないようにも感じます。

…難しいことは分かりませんが、色々考えて頑張っているようです。

4階は「さかなクン」コーナーがあります。

入場券の半券を提示すれば見る事が出来ます。

小さな水槽が3つあり、この水槽ではアカスジモエビがウツボをきれいにしています。

NIKON D500 (40mm, f/4, 1/60 sec, ISO450)

けっして水槽の中で食物連鎖がおっ始まったわけではありません。

ハリセンボンも可愛かったのですが、僕の一番のお気に入りは

カージナル ソルジャー フィッシュ

です。

NIKON D500 (40mm, f/6.3, 1/60 sec, ISO900)

どの辺がソルジャーなのか分かりませんが、上向きで大きくつぶらな瞳がたまらない。

岩の陰から、こちらの様子を見ているのです。

こちらが気になるようで、時々こうやって姿をあらわすのですが、シャイなんですね。

すぐに岩陰に隠れて、またこちらを観察しているのです。

…めんこい。

あと、「さかなクン」は、やっぱり「えらい」と思いました。

震災直後からここへ足を運び頑張っていました。

今も、ずっとです。

すごくえらい!

2階3階はこの備蓄設備の説明や震災当時の説明フロアです。

1階ではお土産を販売しています。

機材紹介

今回使用したレンズはニコンのマクロレンズでDXフォーマト用の40mm f2.8 Microです。

Nikon 単焦点マイクロレンズ AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G ニコンDXフォーマット専用

ガラス越しの撮影ですので、ガラスの映り込みを防ぐ為に、ガラスに近寄って撮影します。

その時に魚が近いとピントが合いません。

ですので、最短焦点距離が短いマクロレンズが良いと思いました。

なぜ40mmかというと、特に意味はなくマクロレンズはこれしか所有していないからです。

焦点距離も標準なので、APS-Cフォーマットであれば35mm f1.8単焦点とさほど変わりなく使えてマクロ撮影もできるお得なレンズだと思います。

写りもなかなかシャープな印象です。

今回「もぐらんぴあ」で使った機材はセンサーサイズがAPS-Cの「Nikon D500」に、このレンズですべて撮影しました。

トリミング等も、気持ち悪くなる傾きや目障りなものを切る撮るぐらいの最小にしています。

参考にしてみてください。

すべての写真をアップすることはしませんが、風景と違って、ものすごい量の写真になります。

覚悟して撮影してください。

十分な容量のメモリーも準備が必要です。

あと、常識ですがストロボ厳禁(フラッシュ厳禁)ですからね。

魚たちが驚いちゃいますから。

お気に入りShot

なんか、天気が良くなっていたので、帰りは沿岸線に立ち寄りロケハンしながら八戸経由で帰ります。

葦毛崎展望台付近では、きれいな夕日が出てきたので、風景写真を撮ってみました。

本気モードのフルサイズに20mmの広角レンズを使ってパンフォーカスになるように設定し撮影です。

晴れてはいますが、風が強かったので、早めのSSで被写体ブレを起こさないようにしましたが、ブレている所もありますね。

ここ種差海岸付近では、ニッコウキスゲが咲き始めました。

あたりを見ると、蕾が沢山あったので、これからもっともっと咲いていきます。

こちらは、数日前の葦毛崎展望台の様子です。

葦毛崎展望台

いまは、展望台の周りに数輪ニッコウキスゲが咲き始めていました。

ここの「まきばソフト」が濃厚なのにしつこくなくて僕は好きです。

今回は、雨が降ったので水族館に行ったはずなのに、すっかりいい天気になり結局撮影日和の一日でした。

行動あるのみ、ですね。

そして、ここから盛岡I.Cまで2時間とかかりません。

道路が整備されてすごく近くなったものです。

以上、さかなクン言葉をすんなり受け入れられるようになっている、いや言いそうになっている奥野路頼で~ギョざいま~す。

どんと晴れ



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