iPhoneカメラの隠れた機能でプロカメラマンのような写真を撮る

岩手県宮古市(旧田老町)にて
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iPhoneカメラ写真術シリーズ?も第3回目となりました。第1回は逆光の撮り方と補正の方法でした。第2回は一眼レフカメラのように背景(前景)のボケを生かして主題を引き立てる撮り方。そして今回はSNSで反響の多かった長時間露光でプロのような写真の撮り方を説明してみます。超~~~簡単なのでサクッと説明しますよ。

長時間露光はLIVEモードで

アイキャッチの写真は岩手県宮古市(旧田老町)の真崎海岸にて、iPhoneで手持ち撮影した写真です。長時間露光っぽいふんわりした波になっています。よね?

ちなみに真崎海岸といえば美味しい「わかめ」が有名ですね。うちはこれしか食べません(キッパリ)。

その美味しいわかめを食べるウニは更においしい。その美味しいウニを食べる僕は更に・・・。

そんなプリン体の塊が、盛岡の街に繰り出してストリート写真を撮ってみました。

生憎の雨ですが写真を撮るには絶好の条件です。

言ってみれば何を撮ってもそれらしい写真になるし、傘でプライバシーも守られるという写真日和でもあります。

それではまずiPhoneカメラを起動し、画面上部中央の弓道の「的」みたいな三重丸のマークをタップして、「LIVE」モードに切り替えます。

※LIVEモードはiPhone6s以降の機種で使えます。

後はいつもよりも手振れに注意しながらシャッターを押すだけです。

タイミングによりブレ方が違ってくるので長時間露出をイメージしてシャッターを押すのですが、LIVEモードの仕組みはシャッターを押した前後1.5秒を撮るらしくて、つまり3秒間の動画を撮っているらしいのです。

でも、押す前の1.5秒をタイミングにいれると、やはり感覚的に難しいのでそのタイミングは気にしなくてもよいと思います。

作例

この写真は歩行者信号が青になった瞬間に押したものです。

そして、この写真のように仕上げるには、もう一つ隠れた機能を使う必要があります。

さて、いよいよ本題です。

ここまでは知っている人は多いはず。正直、最初はハリーポッターの写真みたいに動くので面白がって使っていたけど、要はショートムービーなので、メモリーやクラウドの容量を気にしてオフにしている人も多いはず。

そこのおねえさん。

勿体ないですよ。

写真を撮ったらプレビューし、その写真を画面上部にスワイプ(指でこすり上げる)すると、隠れメニューが出てきます。

その隠れメニューの「エフェクト」から一番左端の「長時間露光」を選択します。

すると、先ほどのブレたカッコイイ?写真になります。

ほかのエフェクトメニューも面白いですが、写真にするなら「長時間露光」がおすすめです。

長時間露光のショートムービー再生も面白いですね。

普通はLIVEモードの再生は写真をグッと押して再生するのですが、それをしてもただの動画にしかなりません。

一度、他の写真をみてからエフェクト設定された写真を再生すると、動くものが消えていく魔法のような動画になります。まさにハリーポッター!

ここに掲載したいのですが、エフェクトされた写真はiPhone上でなければエフェクトを再生できないので、残念ですがご自分のiPhoneでお試しください。

絶対、「なにこれ~!」ってなりますよ。

なにこれーと言った人はコメント欄にコメントするように(笑)

応用作品

白黒に変更しトリミングしてみました。

同じ写真ですが印象が変わり面白いですね。

アイデアを膨らます

長時間露光を使うといろいろなものが撮りたくなります。

代表的な物は花火、車のライトの軌跡(レーザービーム)、シルキーな滝などなど・・・。

被写体が動くものと動かないものを区別してアイデアを膨らませ見つけます。

ちなみに車のレーザービームは車の光がほぼ消えてしまい失敗してしまいました。

花火はもっさりとしてしまいますね。

Apple iPhone 8 Plus (3.99mm, f/1.8, 1/33 sec, ISO500)

この写真は小岩井農場でこの時期毎週土曜日に打ち上げられる冬花火です。

肝心の花火はもっさりしています。

おそらく動くものには手振れ補正が効かなのでしょう。ですから、iPhoneをがっちり固定すれば、もっとはっきり写ると思います。

このような写真はエフェクトを「ループ」にして楽しみましょう。

滝はどうでしょうか。季節的に滝へ足が向かおうとしないので撮ってはいませんが、おそらく大丈夫なはずです。

こうして写真遊びをしていると、普段一眼レフカメラを使っているからこそ思うのですが、ハイテクニックを気軽に再現できるiPhoneの出来が素晴らしいと、つくづく感心させられます。

苦手なシチュエーションは確かにありますが、日常のシャッターを押したいほとんどのタイミングはiPhoneでも撮影できるシチュエーションではないでしょうか。

むしろ、いくら高級なカメラを所有していてもカメラを持ち歩かなければ、千載一遇のシャッターチャンスに指をくわえて手見過ごすしかありません。そんな時iPhoneがポケットにでもあればサッと取り出して写真に収めることが出来るのです。しかも作品レベルに。

また、iPhoneはダイナミックレンジが狭いだとか、少ない画素数と思われがちですが、SNSに投稿するだけなら長辺でも2000pxもあれば十分なので16:9のワイド画面で換算しても200万画素で済みます。一眼レフは2,000~4,000万画素ですので桁が違いますし、その性能は一般的には必要のない性能でもあります。

レンズの手振れ補正だって最新のiPhoneX(テン)は望遠側のレンズにも手振れ補正が付くなど、どんどん進化しているのです。

でもね。

分かってはいるんです。それで十分だって事。

でもねぇ~。

上級者はAdobe社のLrで撮る

iPhone持っているならこのアプリがおすすめです。

Adobe Ligtroom CC

天下のAdobe社のアプリですので安心して使っています。

パソコンで写真を現像している人は当たり前に使っているソフトなのですが、そのスマホ用の現像アプリで、なんとブラシも使えて本当に重宝しています。

これが無料で良いの?と思えるぐらい優秀ですし、広告も出てきません。

使い心地も良く、SNSにアップするときは最終的にこれで微調整することが多くなってきました。

そんな優れたアプリですが、普段から現像する君でも、カメラ機能を使っている人は少ないのではないでしょうか。

プロフェッショナルモードにすると、なんとISO感度、シャッタースピード、露出補正、ホワイトバランス、ピントの設定が可能になるのです。絞りも調整できれば完璧なのですが、iPhone自体に絞り機能がないので仕方ありません。

設定範囲に制限はありますが、調整できるという事は撮影の面白さが倍増します。

ちなみに下の写真はシャッタースピードを最低の1/4秒で流し撮りしたものです。

これを知ってからますますiPhoneが手放せなくなりました(もともと肌身離さず持ち歩いているのですが(笑)

もう一つひどく気に入っているのが、このアプリで撮った写真はRawデータ(生データ?)だという事です。

つまりJpegのように写真の劣化がなく、現像もホワイトバランスまでもしっかりと調整することが出来、しかも破綻しにくい現像が可能なのです。

正直、Rawデータで保存されていることに気が付いた時は驚きました。

このように、iPhoneカメラの素晴らしさは尋常ではなく、未来のカメラを予想しているように思えています。

はやりの現像方法はAIにより誰でも簡単に再現でき、動き物は動画からベストショットを選択するだけになる。

こう書くと写真はつまらないもののように思えるかもしれませんが、僕は逆です。なぜなら実際にとても感動し楽しかったからです。

先日も白鳥を撮りに行ってきたのですが、着水の瞬間を撮ろうとiPhoneを構えました。力んだせいなのか、白鳥が着水する瞬間にiPhoneは「チキチキチキ」とバーストモードが発動したのです。

そう、恥ずかしいヤツです。いかにもどんくさい中年オヤジのシャッターチャンスになってしまったので、笑って自分もごまかしました。

でもそのおかげで、そのチキチキ写真からタイミングの良い一枚を見つけ、思わず「いいじゃなぁ~い」と言える写真が撮れたのです。

その瞬間、そういう事かと。

iPhoneが写真を撮る楽しさを教えてくれたのです。

ここまで書くと、もう信者レベルですが、そこはそこ。

僕にはそれがあっての一眼レフカメラであって、一眼レフカメラを使っていたからiPhoneの魅力に気づくことが出来たと思っています。

以上、冒頭でサクッと説明とか言っといて書けば長くなるいつもの奥野路頼でした。

どんとはれ

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