DXレンズ10-24mm超広角レンズを下取りに出さなかった理由

八幡平市 焼走り溶岩流にて
焼走り溶岩流にて 14-24mmf2.8

「下取り大三元計画」は着々と進行し、念願の14-24mmf2.8も手に入れる事が出来ました。その為DXフォーマットレンズの10-24mmは焦点距離がかぶり、無駄な財産なので次の下取りの為の梱包作業に移るはずだった。なぜ踏みどどまったのかその理由を書いてみました。

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10-24と14-24の比較

先ずは、この二つのレンズの違いをおさらいしておきます。

ニコンDXフォーマットの10-24mmと、FXフォーマットの高級レンズ14-24mmです。

繰り返します。

後者は高級レンズの14-24mmf2.8です。

僕が手に入れたのは高級レンズです!

つい先日、沼の出口あたりで売っていたので買ってきました(入口だったのかな?)。

ローンで。

10-24mmはこんなレンズ

風景写真などで重宝して使ってきた10-24mmです。

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DXフォーマットなので35mm換算にすると画角は15-36mmです。

比較すると高級レンズの14-24mmの方が、広角側の画角は1mm広いですね。

この辺の焦点距離の1mmは、ちょっと気になる数字です。

望遠側は同じ24mmですので、この数字もDXフォーマットとFXフォーマットの違いになります。

その為、大きく画角は違っていますが、超広角ズームレンズの場合、重要視するのは広角側なので、いくら望遠側の数字が違っても、僕の場合は比較対象にしていません。

開放f値もf3.5-4.5で高級レンズと比べると、一段前後暗いレンズです。

しかし、f値に関しては、一般的な風景写真の場合、絞ることが多いので不満に思ったことはほぼありません。星景写真を覗いては、と注釈は付きますが。

このレンズの場合、絞る理由がもう一つあります。

絞り開放で撮影すると周辺減光が多めにでる為f8ぐらい絞り対策をします。

周辺減光は、特に快晴の空などの同一色の面積が多く入る構図の場合に、絞り開放付近で目立ち、写真の隅の色がきれいに出ないので、現像の時に苦労します。

僕の腕ではほぼ修正不可能です。

逆に視線を中央に誘導するトンネル効果を活かして撮りたい場合には、「トンネル効果を狙ったのだ」と自分に言い聞かせるだけで、その効果を取り入れる事はできます。

ニコンは広角レンズが豊富でDXフォーマットにはほぼ同じズームレンズがあります。

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DX12-24mmは広角レンズとしては、まじめな線を表現するので、軽量なD5500などと組み合わせれば、街角スナップや旅行には使いやすいと思いました。

物欲モンスターの僕は、何より金環に惚れたのですが。

14-24mmの問題点

本題に入ります。

念願の高級レンズ14-24mmを使ってみました。

あっという間に問題が発覚しました。

それは星景写真を撮った時です。

このレンズを手に入れたら、まず試したいと思っていた星景写真を撮りに行った時の事。

夜中に車で雪道を駆け上がりお山の見晴らし台に行って三脚をセット。

遠くに街の灯りと夜空に満点の星。

役者は揃った。

街の灯りは明るすぎるため角型ハーフフィルターで街の灯りを減光することにした。

しかし、高級レンズの14-24mmはフィルターが付かないことを思い出し、D500に10-24mmを取付け、そこにハーフフィルターをかませて撮影開始。

・・・

何しに来たんだっけ?

呼吸をすると、むせてしまいそうな寒さにすっかり使命を忘れてしまっていた。

我に返り、雲台上をD750と10-24mmに変え、ハーフフィルターを手持ちで撮影再開。

寒さに震えるなか長時間露光を決行。

苦痛の数秒間、試行錯誤の連続。

手持ちフィルターでなければ、車のそばに三脚を立てて暖房の効いた車の中からリモート撮影の予定だったのだが。

Nikon リモコン ML-L3

高級レンズの14-24mmはレンズフードが一体式で、レンズも魚眼レンズ並に飛び出ている為、フィルターを付ける事が出来ないのです。

水面や葉っぱの反射を抑えたり、コントラストを上げたい場合に良く使うC-PLフィルターは、このレンズには必要ないという情報は持ち合わせていたので、そのような場面では問題ないとは思いますが、減光したい時にNDフィルターを使う事が出来ません。

となると、今後予定している波打ち際が「わたあめ」に見える写真や、シルキーな滝など長時間露光したい場合に困ります。

薄暗い時間帯だけがシャッターチャンスになってしまいます。

しかし、調べると無くは無いんですね。

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角型フィルター用のアダプターを見つけました。

しかし、僕の場合はDXフォーマットのD500があるので10-24mmを残せばフィルター問題は解決します。

しかも、高級レンズのフードにねじ止めなど、物欲モンスターの僕にはできるはずもありません。

そして意外と高額です。

これがDXフォーマットの超広角ズームレンズ10-24mmを残すことにした理由です。

良い写真より、高い道具が大切(言っちゃった!)。

僕は、メカ好きのナンチャッテフォトグラファーですから。

アダプター見つけた時に、こんなレンズキャップを見つけました。

この高級レンズは特殊な形状のレンズキャップで非常にかさばるので、外したキャップの置き場に困ります。

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スポンジ状の素材なので変形するのでポケットに入りそうです。リングを指に引っ掛けることもできるようです。

純正よりも安いのでタイミングをみて買おうとおもいます。

以上、高級レンズと連呼して元を取ろうとした奥野路頼でした。

どんとはれ

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