超広角DXレンズ12-24と10-24を比較してみた

rens
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ニコンDXレンズに超広角レンズが2本ラインナップされている。なぜ?

そして、私はその2本とも所有している。なぜ?

この不思議なラインナップに惑わされている人は多いのではないでしょうか。

その差はどこにあるのか考えてみた。

その差はズバリ!made in japan

その前に私がなぜ2本所有しているかという問題。

このページにたどり着いた人は他人事では無いはず。

一緒に考えましょう。

こんな事を思ったら、超広角レンズを検討してみよう。

一眼レフを生かすには、やはりレンズ交換。

一眼デビューして、写真の面白さにハマってくると、どこか記念写真や標本写真のような個性の無い写真になっていて、そこから一歩抜け出したくなってきます。

もっと広がりのあるダイナミックな写真を撮ってみたいな、と。

できるで広い範囲の星空を撮ってみたいな、と。

デフォルメされた(パースの効いた)、写真を撮ってみたいな。

あれ、画面に入りきらないぞ!

などなど。

当てはまっていることがあれば、超広角レンズを検討してみましょう。

私がレンズ沼にいざないます。

ようこそ〜、いらっしゃいました〜。

12-24mm f/4を選んだ訳

きっぱり言います。

金環に憧れていたからです。

レンズの先端に付いている、金色の輪のことです。

そうです。見た目です。

・・・いけませんか。

私のポリシーは「所有する満足感」です。

ま、第一は本当にビジュアルでしたが、性能面では「f4通し」が使いやすいのではないかと考えたからです。

10-24mm f/3.5-4.5を買い足した訳

おなじみの35mm換算してみましょう。

APS-Cは1.5倍するので

18-36mmの画角になります。

対する10-24mmは

15-36mmです。

実はこの35mm換算で3mmの差が買い足す決定的な理由になりました。

撮ろうとした範囲が、あと少しというところで12mmに入りきらなかったのです。

そして、このレンズが使って良かったら10-24mmを下取りに出して現金化しようと考えていたので、迷いなく追加購入しました。

使ってみなければわかりません。

2つを使ってわかったこと

本題です。

重量の比較です。

10-24mmが460gで5g軽いが、比較する重量差ではありません。

最短撮影距離は

10-24mm:0.22cm(マニュアル時)

12-24mm:0.3cm(ズーム全域)

と10-24mmのほうが近くによる事ができ、よりダイナミックな画が期待できます。

操作感

設計は10-24mmが新しいようなので、確かに使用感はこちらの方がしっくりきます。

ズームリングを回した時の感じも「ヌルッと」重みのある回し心地で気持ちが良いです。

12-24mmは反対に「スコッ」と回り高級感にかけます。

逆のような気がしますが何故でしょう?

ビジュアル

見た目は、12-24mmは内側の鏡筒部がズームと連動して本体より外にはみ出てきません。

高級レンズ同様、レンズフードが動かないのです。

見た目だけではなく耐久性につながります。

金環は伊達ではないのです。

耐久性、耐雨性

10-24mmはレンズフードと一緒に鏡筒部が1cm程度伸びてむき出しになります。

rens

写真は焦点距離を24mmにズームしました。

冒頭の写真と比べると、10-24mmのほうが伸びているのがわかりますか?

ここに雨に当たると厄介で、レンズ内に湿気が入りやすくレンズのカビや、ゴミが入る原因にもなりまたガタも出やすいでしょう。

トラブルの原因です。

厳冬地での撮影では凍って動かなくなる原因にもなり兼ねます。

フィルター径

rens

12-24mmは前玉が大きいですね。

より多くの光を取り込もうとしてます。

この為かは分かりませんが、10-24mmは周辺減光が大きいのでちょっと厄介です。

フィルター径はどちらも77mmで同じです。

私の場合は使い回しが出来るので助かっています。

他に77mmのフィルター径のDXレンズは

17-55 f/2.8と18-300mm f3.5-5.6(レビューあり)があり、このフィルター径の設定は絶妙です。

どちらも所有しているので使いまわし可能です。

ちなみに、フルサイズ大三元レンズ(広角取付不可)をはじめ、ニコンの高性能なレンズはこの径です。

この径のレンズで揃えれば、ニコンでは良いレンズが揃っているので、一つの目安にしています。

撮影に関して

画質では若干違いを感じることがあります。

よく言われていることですが、10mmの方が四隅が若干ですが「くすむ」(周辺減光)ような気がします。

汚いわけではないです。

比べると、そう感じます。

たまに、編集ソフトで修正しても修正しきれず、レンズ補正でトリミングする事もあり結果として12mm以上の画角に収めるという悪循環が発生します。

特に青空など、色に変化がなく一色の単調なグラデーションの場合、気になります。

そういった場合はAdobeのLigtroomCCのレンズプロファイルにチェックを入れて、一発で修正してしまいましょう。

パースは数字が物語ります。

10mmが間違いなく強いので、パースの効いた画を求めるならこちらでしょう。

星空を撮る時もこちらが有利なので、こちらを持ち出す機会が多いです。

有利といったのは、星景で少しでも広い範囲の星空を撮りたい場合と、その時の最小f値をできるだけ明るくしたいからです。

広角にすると、星が小さく写り条件はより厳しくなりますからね。

結論 迷った時の選び方

10-24mmで間違い無いと思います。

私は逆の順番で購入したので両方持つ事になりましたが、12-24mmを知らなければ、使い勝手の良い10-24mmは十分面白くてキレイな写真を撮ることができますので、最初の広角はこれで良いと思います。

逆に、12-24mmはf4通しなので24mm側の時に差は出まが、その良さを知らなくても、その差を普段感じることは無いです。

しかし、下取りに出すのは勿体無いのも事実です。

争点

・10-24mm f3.5-5.6

パースの効いた面白い画を望む(made in china)のであればこちらを選択すれば良いのではないでしょうか。より近寄る事が出来るのでボケもあり、ダイナミックな写真が期待できます。

周辺減光は解放時に起こるので、絞ることが出来れば解決が出来ますし(以下追記)Ligtroomで補正も簡単一発です。

・12-24mm f4

耐久性が高く、ちょっと良い画質と所有する満足感made in japanの信頼性。

画質にこだわるのであればこちらで間違いないです。(以下追記)それとパースを抑え広角としては比較的真面目に描写してくれるのでポートレートや建築物の撮影でも威力を発揮してくれます。

いつも思うのですが、DXレンズだから比較的色々なレンズを試す事ができます。

フルサイズだと、こうは買い物をできません。

また、いきなりフルサイズ、大三元レンズに手を出しても良さは判らないでしょう。

逆境や失敗こそが、人を育てます。

一緒に不便を楽しんでいきましょう。

それはそうと、最近レンズが高くなってきていないですか?



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