瀬戸内寂聴さんで有名な天台寺「あじさい祭り」直前の様子

岩手

記念すべき100記事目は、「瀬戸内寂聴」さんが住職(現・特命住職)として全国に知られている「天台寺」からに決定。天台寺では毎年2週間程の期間で「あじさい祭り」が行われる。そこで、今の紫陽花の様子を知りたくて下見に出かけた。

今回持ち出したカメラは、このお寺に相応しいカメラを厳選する必要があると思い、ニコンDXレンズ最高峰の17-55mm f2.8にAPS-C一眼レフ最強のD500の組み合わせでお邪魔した。

 

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お地蔵さんを見ているだけで癒される

今年の「天台寺あじさい祭り」は7/9~7/25の期間で開催され、最終日の7/25(土)は境内で出店やコンサートなどイベントがあるようです。

実は、天台寺本堂まで行くのは恥ずかしながら今回が初めてです。以前この辺に来た事はあるが、その時は「かつら庵」でお食事と、浄法寺は漆塗りが有名なので浄法寺塗の食器のウィンドーショッピング(おそれおおくて買えなかった〜)をしただけだった。

その時も天台寺に行こうとしたが、駐車場が分からずナビにしたがって坂道を登って行ったら、ただの草むらに連れて行かれたので、あきれめて帰ったという記憶がある。

今回は、あじさい祭りが近い事もあってか、駐車場の案内板が大きくはっきりしていたので分かりやすく、車がすれ違うことが難しいほど細い道ではあるが難なく駐車場にたどり着いた。

と言っても、そこは砂利を敷いただけの未舗装で、自然に優しい駐車場だ。

 

駐車場は3段になっており、それぞれ2〜30台程度の駐車スペースが確保されている。車を降りて本堂に向かって階段を登る。

登り口には「杖」が置かれた箱があり、横断歩道の黄色い旗と同じような使い方で、坂の登り下で使い回しが出来るようだ。

早速、あじさいが僕たちを迎えてくれる。

DS5_2249NIKON D500 (30mm, f/2.8, 1/640 sec, ISO250)

 

出来は八割といったところか。祭り期間にはちょうどいい咲き具合になるようだ。

DS5_2251NIKON D500 (17mm, f/5, 1/80 sec, ISO200)

 

17-55mm f2.8のこのレンズはf値が2.8の通しなので、自然と解放気味の設定になり、ボケを楽しむことが多くなる。

 

あじさいもきれいだが、穏やかで表情豊な小さいお地蔵さんが行儀よく並んでいて、その一体一体に癒されながら、自ずと階段をゆっくり登る事になる。どんどん自分が浄化されて行くようだ。

DS5_2259NIKON D500 (32mm, f/4, 1/200 sec, ISO250)

 

帰りに気がついたのだが、石の階段は、以外と歩幅と階段の段差とか距離のバランスが悪く疲れるが、ここの階段は2段一組で構成されていて、リズム良く平地を歩くように下る事ができる。

これに気づいたのはカミさんで、「よく気がついたなぁ」の問いかけに「膝が悪いから気がつくんだよ」との返事。褒められ慣れていないから照れ隠しなのか、年寄りが本当の事を言っているのかは定かではない。

でも、こんな気配りと知恵に触れると、先人に感謝となぜか日本人であることに誇りを持ってしまう。

 

たった200m程の階段だが数枚の写真を撮ってみた。

DS5_2261NIKON D500 (52mm, f/2.8, 1/320 sec, ISO400)

DS5_2262NIKON D500 (55mm, f/2.8, 1/1250 sec, ISO400)

DS5_2264NIKON D500 (55mm, f/8, 1/125 sec, ISO400)

 

境内まで来ると、仁王門、本堂とも大改修中で、白いシートに覆われ全く見ることはできない。

本堂大改修中NIKON D500 (17mm, f/6.3, 1/400 sec, ISO100)

 

代わりに仮本堂が設置され、そこでお参りをすませる。

十一面観音などの重要文化財を拝見し、境内を散策する。

 

ここでも柔和な表情のお地蔵さんが僕たちを迎えてくれる。

DS5_2275NIKON D500 (34mm, f/3.2, 1/320 sec, ISO250)

 

DS5_2274NIKON D500 (44mm, f/3.2, 1/250 sec, ISO250)

 

DS5_2269NIKON D500 (55mm, f/2.8, 1/200 sec, ISO100)

 

 

仁王門脇の奥に、まだ咲ききれていない無数のあじさいが咲いている場所を見つけた。あじさい祭りの最終日には華やかな紫陽花の絨毯が見ることができそうだ。

DS5_2272NIKON D500 (45mm, f/5.6, 1/80 sec, ISO250)

 

調べた情報によると、ここのあじさいは瀬戸内寂聴さん自らの手で株分けし、あじさいだけでなく荒廃しきったこの寺の復興に尽力したという。その活動内容はアグレッシブで、僕なんかには到底真似できる事ではない。

そんな素晴らしい活動をしていたことも知らない自分の無知さに呆れ果てたが、ただの説法好きな有名人ではないことを知っただけでもよしとしよう。教養もなく煩悩だらけの僕には無用の長物かもしれないが、その説法もいつか聞いてみたいものだ。

 

駐車場に戻り、車で坂を下りロータリーになっているところの邪魔にならないようなところに車を止めた。

そこは鳥居と手水(ちょうず)舎などがあり、先ほど通り過ぎてしまったが、ここが正門と分かった。

正門NIKON D500 (17mm, f/5.6, 1/160 sec, ISO320)

 

そして、そこの手水舎できらめく光を発見。

丸ボケと1/8000秒の非日常の映像を発見し、この世界がたまらなくなって、楽しくて夢中になってシャッターを切った。

DS5_2281NIKON D500 (55mm, f/4, 1/6400 sec, ISO200)

この一枚が始まりのゴングを鳴らした

 

DS5_2309NIKON D500 (55mm, f/8, 1/8000 sec, ISO7200)

17-55mm f2.8レンズの世界

水の玉がコロコロ水面を走る

 

DS5_2312NIKON D500 (55mm, f/2.8, 1/8000 sec, ISO1000)

ボケ倒してみた

 

DS5_2292NIKON D500 (55mm, f/2.8, 1/8000 sec, ISO125)

さすがに背景の丸ボケは、標準レンズでここまで大きな丸ボケは無理

 

DS5_2287NIKON D500 (55mm, f/2.8, 1/8000 sec, ISO800)

1/8000秒の世界

 

 

いまいち作品性に欠けるのは実力が無いからなのでしょうがないが、そこには煩悩が取り払われたのか、夢中でシャッターを切る楽しさがあった。

お地蔵さんのスマイルで僕の心が少しピュアになったのかもしれない。てか。

 

以上、煩悩だらけの奥野 路頼(@MitchiOkuno)でした。

どんとはれ。

 

今回の使用レンズ

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