悩ましいニコン広角レンズのラインナップに悩んだ結果…

2014 三沢基地航空祭より

以前ニコンDXフォーマットの超広角レンズ2本について記事にしたことがある。素人のコメントではありますが、参考にしていただいている方もいる様でありがたい限りです。純正レンズ以外を知らない僕が、最近気になっているレンズを見つけたのでちょっと考えてみました。

 

 

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DXフォーマットで10-24mmf2.8が欲しい

FXフォーマット、いわゆるフルサイズのレンズ群にはf2.8通しのズームレンズで大三元といわれるレンズのラインナップあるが、その一角に「14-24mmf2.8」がある。

で、僕が欲しいのはこれと同等の明るいDXフォーマットのレンズが欲しいのです。

 

標準ズームは手持ちのDX17-55mmf2.8が、大三元レンズの24-70mmf2.8と同じ画角をカバーしているのでこれは解決。

お気に入りのレンズで大活躍してくれています。

Bitly

 

FXフォーマット並に高額ですが、カメラ本体をFXフォーマットにすると、すべてがこんな感じの金額になるので、やはりこのままDXフォーマットでそろえるしかないフトコロ事情が悲しい。

 

FXフォーマットの標準や望遠レンズをDXフォーマットのカメラで使うのは、中心部分の良い所だけしか使わないので、ある意味もったいないが、FXフォーマットのレンズは購入しても無駄にはならない

しかし、FXフォーマットの広角レンズをDXフォーマットのカメラに付けると、レンズの端まで使いたいのに使えず、広角としての画角を得る事が出来ない

 

大三元の14-24mmを例にするとDXフォーマットは1.5倍するので、21-36mmの焦点距離になり、手持ちのDX17-55mmf2.8のお気に入りレンズで十分間に合ってしまう。

DXフォーマットには10-24mmf3.5-5.6という、パースの効いた面白い画が撮れて気に入っているレンズがあるが、逆にこれを同じくFXフォーマットに換算すると15-36mmとなり、広角側は大三元レンズに肉薄する数値となる。

 

しかし、画角はこれで良いのだがf2.8通し、つまりは、DX10-24mmf2.8が欲しいのです。

そして、ニコン純正レンズにはDXフォーマットでここのレンズが抜けているのです。

超広角DXレンズ12-24と10-24を比較してみた
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もどかしいニコン純正のDX超広角ズームレンズ達です。

12-24mmf4は抜けが良く、線もまじめなレンズで、10-24mmf3.5-5.6はこれぞ広角と言った個性のあるレンズです。それぞれ一長一短ありますが、よく出来ていると思います。

 

toh_1500NIKON D7100 (50mm, f/6.3, 1/6400 sec, ISO800)

 

DXフォーマットで10-24mmf2.8を探す

サードパーティーのタムロン、シグマなど、この条件に近いのは、調べた限りでは下の2本が浮上しました。

 

トキナー116PRO DXⅡ F2.8

これです。

Bitly

 

同じくトキナーAT-X 11-20 PRO DX

Bitly

 

この2本で比較してみました。とは言っても違うのは望遠側の焦点距離だけですが・・・。

 

使い勝手からいって、やはりズーム率の大きいほうがよいので11-20mmを選びたいのですが、なんとこのレンズのフィルター径が82mmとまたデカイ。

フィルターは77mmでそろえているので、さらに出費は痛いし、いろいろ収拾がつかなくなる様で避けたいところ。

そう考えると、116PROが無難な選択でしょう。型式から想像できると思いますが、11-16mmの焦点距離でf2.8通しです。しかも、フィルター径は77mm!

見つかりました!

しかし、妙に引っかかる11mmという数字。素数だ!

どこか釈然としない11mm始まり。あと1mm何とかならなかったのだろうか。それとやはり純正じゃ無い事。

所有する満足感(見せびらかす満足感)が薄いよね。

 

しかし、なぜそんなに広角レンズばかりそろえるか?

 

それは、星景写真をもっときれいに撮りたいからです。「」として出来る限り明るいレンズが欲しいのです。

で、ここまで来ると僕もフルサイズ病を発症しそうになってきました。

なぜなら、冒頭の14-24mmf2.8のレンズを使えれば問題は解決するのです。

Bitly

 

やっぱ高いなぁ(汗)

 

そして、カメラ本体はD7200を下取りに入れてD750を手に入れる。

Bitly

 

下取りが¥50,000として、うぬぬぬ…。

そうすると、標準レンズも大三元が欲しくなるだろうし、望遠も・・・。

このままでは、ニコンのトラップにまんまと引っかかりそうだ。

狂言の釣狐の様に・・・?

 

APS-C最大の問題で、この広角問題がクリアできれば、望遠側は安価なFXレンズでもAPS-Cは活かす事が出来るので、フルサイズに移行することは無いだろう。

・・・この問題は根が深い。

 

以上、フルサイズ病を発症しかけている奥野路頼(@MitchiOkuno)でした。

どんとはれ

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