【デジタルカメラの基礎知識】 「センサーサイズ」?

センサーサイズってどこのサイズ?

ズバリ!デジタルカメラの映像を映し撮る「板」の事です。

フィルムカメラのフィルムにあたります。

レンズを通してカメラ本体に入って来た映像を感じ取ります。

ミラーレスカメラだと、レンズを外した本体側に見える四角い白っぽい板が「センサー」です。

余談ですが、ミラーレスはその名の通りミラーがレスしている。

つまり、ミラーがないわけでが、これが何を言っているかというと、一眼レフには、レンズを通して入って来た光を、望遠鏡の様に、のぞき窓(ファインダー)へと通して光学的に生映像を見ることができます。

その為には、鏡とプリズム(理科で習いましたよね。)で、光を屈折させながらレンズからファインダーまで映像を届けます。

では、一眼レフのセンサーはどこ?って事になります。

ミラーレスもコンデジも一眼レフもセンサーのある場所は同じで、レンズの真直ぐ奥正面です。

あれ、どうやって、一眼レフはセンサーに光を届けるのか?

答えは、レンズから入って来た映像を、「センサー」の前で上向きに構えている鏡を、シャッターボタンを押した瞬間だけ、さっと上に避けて、センサーに光が届くようにしています。

その鏡、つまりミラーが無いのでミラーレスカメラと言います。

ですので、一眼レフの場合、レンズを外した本体奥に見えるのは鏡で、その奥にセンサーがあるので、通常は見ることができません。

メンテナンスする場合は、ミラーアップという機能があるので、ミラーをあげてセンサーを見ることができます。

サイズが違うと何が変わるの?

センサーはカメラの種類によって、大きさが様々あります。

その大きさは、カメラの性能を決める、最も重要で決定的な事項になります。

センサーが大きくなると、少ない光でもセンサーが反応するようになります。

乱暴な言い方をすると、センサーの感度が上がり、薄暗闇でも撮影が可能になります。

明暗差にも強くなります。

その他のメリットも多々あるのですが、ここではこれだけ覚えてください。

センサーサイズの違いの考え方

例えば、センサー(板)の大きさを1センチ四方の物と、2センチ四方の物があるとします。

2センチ四方のセンサーは、1センチ四方の4倍の面積ですね。

センサー(板)はものすごく小さなセンサー(点)の集まりで、このちいさなセンサー(点)の数を画総数(点の数)と言います。

カタログやコマーシャルなどで「驚愕の3000万画素!」とか言っているあれです。

その画素(点=受光素子)の大きさが同じだと、2センチ四方のセンサー(板)の方が4倍の数の受光素子を埋め込むことができるので、4倍の細かい表現ができます。

しかし、感度は同じです。

ここで、点(受光素子)の形が正方形だと仮定し、1辺を2倍にすると、1センチ四方のセンサーと同じ数が並びます。

同じ点の数なので表現力は同じです。

この場合単純計算で、同じ画素数の場合1個の受光素子の面積が4倍なので、感度が4倍良くなると言えます。

実際は、そんな単純計算ではありませんが、考え方としての例えです。

最近のカメラは優秀で、画素数は十分あるので、あまり気にしなくても良い時代になったと個人的には思っています。

ですから、同じ大きさのセンサーであれば画素数はあまり気にしなくても大丈夫だと思っています。

画素数(点の数)よりは、センサーサイズ(点の大きさ=板の大きさ)の方が、はるかに重要です。

どんな種類があるの?

センサーサイズの種類は多種多様です。

一眼レフと言っても、おおよそ2種類に分類されます。

カッコ内に一眼レフのセンサーサイズのうち「APS−C サイズ」を100%として、面積比を入れてまとめてみましょう。

一眼レフ:フルサイズ(230%)

一眼レフ:APS−Cサイズ(100%)

ミラーレス:マイクロフォーサーズ(60%)

ミラーレス:1インチ(30%)

コンデジ:1/2.3インチ(8%)

ちなみにiPhone 5sのセンササイズは1/3インチで、5%程度です。

あんなに綺麗に映るのにセンサーは小さいですね。

コンデジも高級なコンデジだと、ミラーレスと変わらない大きさのセンサーを積んでいる機種もありますが、ごく一般的なサイズでまとめました。

この他にも様々なサイズのセンサーがあります。

このサイトでは、主にAPS-Cを中心に、フルサイズとマイクロフォーサーズのカメラの事を書いています。

「35mm換算」は今後何度も出てくる重要ワード!

フルサイズの事を表す場合、35mmカメラとも言います。

これはネガフィルムカメラに由来するサイズです。

今後、「35mm換算で・・・」と、よく目にする数字になります。

フルサイズ = 35mm と覚えてください。

これを踏まえていると、レンズ選びの時に望遠なのか広角なのかイメージがわきやすくなります。

例えば、オリンパスのミラーレスであるOM-Dシリーズは、マイクロフォーサーズと言う規格のセンサーサイズで、画角がフルサイズの1/2なので、同じ50mmの焦点距離のレンズでも、画角は倍違います。

フルサイズで言う標準レンズ(肉眼と同じ見え方)は50mmぐらいですが、同じ標準レンズを選択する場合は、OM-Dだと25mmの焦点距離のレンズが標準になります。

逆に、フルサイズで25mmの焦点距離のレンズは広角レンズになります。

同じようにAPS-Cセンサーの場合は、1.5倍します。

このように、レンズ選びでも同じ土俵で考える為に需要な数字が「35mm換算」ってやつです。

そして、センサーサイズが決まると、レンズをそろえる場合も同じにする必要があるので、レンズ交換式のカメラを買う場合、センサーサイズの選択は、最初で最大の分岐点でもあります。

ちなみに、本体とカメラメーカーは基本的に同じでなければ付ません。

しかし、マイクロフォーサーズというサイズは海外でも使われている規格なので、数社間でレンズの使い回しができます。

逆に、同じメーカーでも、センサーサイズごとにレンズの種類が別れており、上位のレンズは下位のカメラ本体に付くけど、その逆は付いても撮影に制限があります。

このサイトでよく出てくるニコンではフルサイズを「FX」と呼び、APS-C サイズを「DX」と呼びます。

重要ですので、これも覚えてください。

カタログを見る際にも必ず表記され分類されています。

以上、デジカメの基礎講座でした。

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