半径200km圏内においては訪れた事のない道の駅など(たぶん)ない私たちは、つい先日久慈市に新しくオープンした「道の駅いわて北三陸」へ早速向かってみました。
Nikon Z50
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
NIKKOR Z 26mm f/2.8
待望の三陸道I.C直近に道の駅追加!
オープンしたのは4月19日。
場所は久慈市北部の三陸道「久慈北I.C」を降りて軽米、大野方面へ直進してすぐの右側。
三陸道は一般の高速道路のようなサービスエリア的設備がなく、ドライブしていてトイレとか小休止のタイミングが難しいと感じているので、I.Cのすぐ近くにできたのはとても助かります。
今後の為にも実際に確かめておかなくてはという謎の責任感とプライドがハンドルを握らせてくれました。
好きなルートは葛巻町経由
いつものように混雑を避け朝早くに出発。
東北自動車道を使って「九戸I.C」あるいは「軽米I.C」で降りて久慈市へ向かうこともできるが、今回は葛巻町を通る高速道路なしの下道ルート。
時間はかかるけれども、信号のほとんどない田舎道を淡々と走る方が好きだし、何より景色が良い。
大坊峠を越え葛巻町に入ると、朝日に照らされた針葉樹の林を背に、新緑の牧草が広がる緩やかな斜面を度々目にします。
その北欧のような景色(行ったことないけど)を写真に収めようと、何度も車を停めたくなるがそれをしていては「はでがない」ので車を進める。
それでも葛巻町と久慈市にまたがる平庭高原では、曲がりくねった4kmにも及ぶ白樺林道にその白樺の木陰が伸びているのに気が付くと、目的地に近づいている安心感から数枚写真に収めてみたくなり、退避場らしき場所に車をとめてパシャリ。(冒頭の写真)。
やってしまった久慈渓流
長い下り坂がやや平坦になると、旧山形村です。
ここの道の駅には大好物のニンニクみそ味の豆腐田楽があるので、営業していればほぼ間違いなく立ち寄るところです。
売り場の南部ほうきや木工製品も魅力的です。
そして、ここから10分も走ると久慈渓流。
もう、ゴールしたも同然。
切り立った山肌の渓谷にも陽が刺し始めると、まだ少ない芽吹いたばかりの若葉が輝いて見えて、影とのコントラストに心が動いてしまい、安全に車をとめる場所を確保してカメラ片手に撮影ポイントを探し始めました。
何度か移動して撮影を楽しみました。
私はこういうのがたまらないんです。
もはや久慈渓流感はない(汗)
助手席では若干あきれ顔になっているような気もしないでもないので、ある程度気持ちが満たされたので再び目的地へと向かいました。
右折禁止だったよ
久慈市内を通り、一区間の三陸道を走り「久慈北IC」で降りて信号機の先に目的地の「道の駅いわて北三陸」が見えました。
が、道の駅の入り口付近のセンターラインにはカラーコーンが並べられていて誘導員さんに素通りするように促されてしまい右折して入れません。
どうやら、大野方面からしか入れないようです。
三陸道が渋滞しては危険なのでそうしているのでしょう。
状況を理解したのでそのまま進み「迂回路」の指示看板通りに感覚で1キロぐらい先の旧道を利用したUターン場所でUターンし若干渋滞している道の駅入り口に並ぶことができました。
プライバシーの問題も考えて、人がいない場所と瞬間でそこへ行ってきた証拠写真を一枚置いときます。
撮影許可をもらっていないので、ここの写真はこれが精いっぱいです。
その代わり?産直でのお買い物はまずますさせていただきました。
とりあえずミッションコンプリートしたので、激混みを避け30分ぐらいの滞在で退散。
本日のRESTポイント
本日のRESTポイントは野田村方面で探します。
早速「道の駅のだ」にて、先ずはドライブのお供のソフトクリームチャージ。
「しおソフト」
塩味がミルクの濃厚さを増しているように思います。それでいて後味スッキリ。
私的には沿岸部のソフトクリームではトップ3に入っています。
ていうか、沿岸部のソフトレベル高いのよね。
ここ数年、地元スーパーにも興味があって、もれなくここのお向かいの「お魚センター」さんも立ちよらせていただきました。
野田村と言ったら「あらなみほたて」
あがっていたらほぼ買います。
お食事処「十府ヶ浦」さん
なんやかんやでお昼なので今日は「十府ヶ浦」さんにお邪魔させていただきました。
「道の駅のだ」から歩いてでも5分ぐらいの近場です。
駐車場は玄関前と隣の民家の奥にあります。
どれもおいしそうなので迷いますが、磯ラーメン系に惹かれます。
とても迷いましたが私は「ほやラーメン」
口に広がる若干のくせがたまんない。
まるで海を食べているようだ。
(意味不明だけれどもイメージを察していただけると幸いです。)
かみさんは「サーモン・いくら丼」
いわゆる「海鮮親子丼」(言いたいだけです)。
安定の味。
ごちそうさまでした。
おなかも満たされたので「RESTポイント」を探しに「ほっつき歩き」ます。
十府ヶ浦海岸でREST
以前のこの辺りは、国道45号線を走っていると三陸鉄道越しに海が見えていましたが、立派な堤防が出来ていてもう海は見えません。
この堤防の工事中に、ここを通る度どんどん海が見える範囲が小さくなっていく様子を、残念に感じながら通っていた事を思い出しました。
堤防が完成してから浜の方へ行ったことがないので興味本位で近くまで車で行ってみました。
ここからは歩きです。
近くまで来ると高いというよりはデカイと感じました。
ここは高所恐怖症の私はさすがに高いと感じました。
でも緩やかな曲線の砂浜が見えると、やっぱり「きれいだな」と素直に思えました。
それにしても風が強かった。
車まで戻ってから知ったけれども「強風の時」は立ち入り禁止と書いてあった(^^;
今日は十府ヶ浦海岸が見える場所でRESTしようと、近くのホタテをモチーフにした建物「ほたてんぼうだい」。
「ほたて展望台」じゃないんですよ。
そこの付近の退避場の出来るだけ邪魔にならないところに車を停めることにしました。
今日買ったオヤツの試食?とかコーヒーを入れ、車窓から海を眺めてまったりします。
我が家のマスト牛乳、「たのはた牛乳」
欠かすことはありません。
自己責任でやってますが、賞味期限切れるぐらいの方が好きです。
安く買えるし。
SDGsだし。
ダムカレーパンは意外にも大人味。
お気に入り車内アイテム紹介
ちょっと脱線して、お気に入りアイテムを紹介します。
お湯は電気ポット「湧く子さん」使ってます。
タイガー魔法瓶(TIGER) 電気ケトル PTQ-A100KO
お気に入りポイントは
- 蒸気レスなので車内で蒸気が気になりません。
- 転倒時のお湯漏れ防止なんで車内で使っていて安心です。
- 細く注げるのでドリップしやすいです。
- お湯の温度を設定できるので用途によって最適なお湯を準備できます。
- 火気厳禁の所でも使えて重宝します。
だたし、1300Wの消費電力なので中途半端なポタ電ではオーバーロードして使えません。
私の愛車はなんと1500w出力します。しかもその容量400Aのサブバッテリーから。
つまり、12.8v出力として脅威の5,120Ah!
と言ってもキャンピングカーではありません。
運転が楽しく車中泊もまずまず快適な唯一無二のミニバンに仕上がりました。
後ほど。
ここは風があまり当たらない場所のようだったので、窓全開でぼーっとRESTします。
眺めも良くいい場所だ。💤
仮眠をとって帰りの体力を回復させたので散策しました。
容赦のない傷跡が当時の様子を語ります
かつては一帯が居住区だった
充電完了!
帰路は小久慈から大川目にショートカットして、後はノンストップで運転を楽しみながら一気に来た道を駆け抜けました。
帰宅後はかみさんの腕の見せ所。
今日買ってきた食材を並べてもらいました。
山菜の中ではこの「しどけ」に目がないんだよね。
あと「しょんでこ」が好き。
ホタテは小ぶりだけど「あらなみほたて」。
あま~い!
お豆腐は...奮発しちゃいました。
機材レビュー的なやつ
今回の機材
ボディー
交換レンズ
ようやくラインナップもそろい始めたNikonZレンズ軍。
どちらのレンズもコンパクトなZ50のボディーと見た目や携行性、取り回しなど相性が良く、DXフォーマットのキットレンズ Z DX 16-50mm f3.5-6.3VRは4.5段の手振れ補正(VR)付きなので手振れを気にせず気軽に撮影できました。
しかもこのVR機能はSPORTモードや三脚ブレにも対応している優れもの。
実はキットレンズとは思えない高性能なレンズで軽い小さいは正義!
最近発売されたZ26mm f/2.8はFXフォーマットなのでZ7などにも使えます。
Z50に付けるとDX換算で約40mmの標準画角になるこのパンケーキレンズも明るいコンパクトレンズなのでほんと手軽にボケを楽しめます。
よくボケてくれるので、例えば室内などでも撮りたいものを手前においてピントを合わせ背景はぼかしプライバシーを確保したまま雰囲気を伝えることもできます。
オートフォーカスの駆動音は大きめで、やや遅い。
だからしょうがなくではなく、積極的にピントを手回しで合わせる楽しさがあるレンズだと思います。
どちらも小さく軽いレンズなのでカメラが邪魔に感じるようなストレスはなく、いつでも気軽に持ち歩けるのでそれだけでもシャッターを切る回数が自然に増えます。
交換したレンズもわざわざカメラバックにしまう事なく、上着のポケットで十分。
性能の良い高解像度の高級レンズも良いけれども、小さいという機能性も捨てがたい性能だと思っています。
ボディのZ50はしっかりとした握りやすい操作性抜群のNikonグリップなのにコンパクトでモックアップ品ではないかと思うぐらい軽い。
ファインダーも違和感なく見やすいが、Z7と比べるとやはりファインダーに映る映像は小さく荒さも感じてしまう。
ただこれは、フルサイズのカメラと見比べた時にそう感じるだけで、使っているときはいたって自然な映像です。
液晶はチルトです。ここはバリアングルが欲しいところ。
別に自撮りしたい訳ではなく、理由は縦構図のローアングルやハイアングルでは全く構図を確認できないから。
スマホにつなげて確認する事はできるがそれでは撮影リズムが悪い。
バリアングル液晶を備えたZ30やZfcも気になるところだが、Z8とあわせてZ70とやらの噂もあるので資金計画をしっかりと練り、ここはぐっとこらえておこう。
いつもの無計画ドライブだけれど、十分リセットできた良い週末でした。
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