特別公開!1日で廻れるか?市内50箇所でひなめぐり「遠野町屋のひなまつり」

toono
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今年(2016年)は2月19日から桃の節句の3月3日まで岩手県遠野市で毎日行われる「遠野町屋のひなまつり」。

そんな事があるとは知らずにいつものように出かけた「今日は東へ、いってらっしゃい!」道中記。

遠野町屋のひなめぐり

予報では沿岸地方が天気が良いらしいので、そっち方向に車を進める。

しかし、天気予報は当たらず、あいにくのみぞれ模様。

沿岸をあきらめ途中の遠野に車を停めて車内(×社内)会議が開始された。

周りを見渡せば赤いのれんや、のぼりが立っているお店がちらほら。

「遠野町屋のひなまつり」と書かれてある。

目には着いたが、気にも留めず「強風では写真もきびしいなぁ」と観光を半ばあきらめ腹ごしらえする事にした。

「とおの物語の館」の有料駐車場へ車を停めて、隣接している「お食事処 伊藤家」さんへお邪魔した。

駐車場から店内に入るとひな人形が飾られていました。

hinamaturi

さすがに素通りは出来ません。足を止めて見入ってしまいました。

サプライズに気を良くして座席へ案内され、好物のそばを注文して待つ。

すると、「遠野町屋のひなまつり」と書かれたパンフレットを見つけた。

先程の「のれん」と同じうたい文句だ。

パンフレットを手に取り広げてみると、市内の商店のあちらこちらで代々伝わるお雛様を公開しているようだ。

みつけた、今日の観光!

写真撮影NGの所もあるのでその辺は迷惑がかかるので、注意して場所を選定する。

なにせ、歴史ある「古びな」と「おひなさまギャラリー」と合わせると50箇所にもなる。

関係するお食事処やイベント個所なども合わせると59箇所で開催されている。

遠野駅からのアクセスも良いので、鉄道を使っての観光もおすすめです。

週末に走るSLはいつかは乗ってみたいとあこがれます。

おそばを頂いている時にひとつチラシが気になった。

「かたりべ」があるらしい。

一度体験したいと思っていたので、タイミングも良いので行ってみる事にした。

ちなみに、伊藤家さんでお食事を頂くと、1時間の駐車割引券を頂けます。

また、あの「暮坪かぶの蕎麦」もメニューにあるようです。(気が付かなかった~。)

かたりべ中はお静かに

伊藤家さんを出て、隣の「昔話蔵」でチケットを購入します。このチケットで、「かたりべ」や「柳田國男展示館」や「遠野城下町記念館」など見る事ができるお得なチケットです。

時間になったので会場の「遠野座」へ。

かたりべさんは薄い青色に白い亀甲模様の「さむえ」につつまれ登場しました。

お客さんと軽く会話しながら、千もの昔話から話す昔話を決めるようです。

私は「遠野のかたりべ」を聞いた事が無い、と答えたせいか、王道の「おしらさま」が始まりました。

「おしらさま」は耳にはするが、昔話の内容はと聞かれると自信が無いので、いい機会と楽しみに聞き始めた。

「むが~す、あったずもな。」

一気に温かくそして怪しくもある何とも言えない空間に引き込まれる。

話始まって、5分ぐらいしたところで小さな子供連れの家族が元気に入ってきた。

これには、一気に現実に引き戻されてしまった。

そのあとは、こちらも集中できず「おしらさま」は、またなんとなく分かるぐらいの話で終わってしまった。

次に話したのは、おサルの顔はなぜ赤い?という内容の昔話。

小さな子供の興味を引く話に変わった。

まあ、良い。

この子供たちが興味を持って聞いてくれればと思う中話は始まった。

「むが~す、あったずもな。」

始まったとたんに、ある子供は好き勝手に動き回り少しも聞いている風は無い。

しまいには飽きたのか泣き出す子供もいる。

挙句の果てには、つりたりつりたり、家族ばらばらに会場から出て行ってしまった。

困ったものだ。あきれ果ててしまった。

結局は、3話あった話の最後の話は今でも思い出せない始末。

もちろん、子供が悪いわけではない。

せめて始めから居ると、客層に合わせた話をしてくださるだろうし、私も昔話を聞きに来たというよりは雰囲気を楽しみにしていたのだ。

大人だか理解できる様な、みにつまされる昔話もあるだろうが、すべてを静かに聞く必要はなく、楽しい話は楽しく聞けば良い。

話の最中の出入りは慎むか、可能な限り静かにご移動願いたい。

柳田國男展示館

気分を変えて、折角のチケットなので柳田國男展示館も行ってみました。

こちらは、遠野物語として先程の昔話をまとめた「柳田國男」のゆかりの建物を移築した資料館である。

toono

こちらは、「旧高善旅館」で柳田國男が良く利用した宿で当時、遠野を代表する宿だったそうです。

この写真は二階の客室です。一階は今でいうフロントや女中部屋やオーナ家族の居住空間となっていて、天井は低く階段は広く時代劇?などでよく見る建物風景が目の前で見る事ができます。

更に奥に進むと、隣の建物に行く事ができます。

toono

こちらは、柳田國男が晩年、奥様と過ごされた東京の家を移築した建物です。

平屋のこじんまりとした建物ですが、当時ハイカラといわれていたような建具を使っていたようです。

晩年は私もこんな家に住みたいものです。憧れます。

江戸時代の町屋群を再現

このあたりの町のつくりは、江戸時代の建物を移築や、再現されていて、趣があり居心地がいいです。

matiya

天気も悪いので「ひなめぐり」は、一番近くの駐車場の向かいにある「神田屋」さんに行きました。

駆け込むように入ると、暖房の効いた店内はすでに数名のお客様。

おひなさまは奥の方に飾られているようです。

撮影許可を頂いたのでちょっと積極的に撮ってみます。

kanndaya

立派です。

ここ神田屋さんは(昭和)三陸津波の時に釜石から遠野に引き上げて来られたと言っていました。

蓄音機や古い双眼鏡などノスタルジックなものもありました。

海軍と関係があるようで赤い布にはイカリのマークが入っています。ひな壇の脇を綺麗な帯で飾られていますが、ここもイカリマークを隠しているためだとか・・・。(うろ覚えですみません。)

kawaribina

hinamaturi

こちらは吊るしびな

turusibina

この辺ではキツネは飾らないようで、こちらは京都の飾りびななそうです。

turusibina

他にも、ショーケースの中にもすごく古いおひなさまが飾られていました。

ご説明いただきありがとうございました。また、折角説明いただいたのに、うろ覚えですみません。

神田屋さんを出て、近くの遠野城下町資料館へ向かいます。

ここは、かたりべのチケットと共通です。

この中には遠野南部家の刀や甲冑、着物など当時の物が飾られ、また当時の武士たちの暮らしぶりや働きぶりが説明されていました。

打掛(着物)の刺繍がゴージャスでした。

3月3日には一年の無病息災やお願い事を書いて川に流す「ながしびな」で締めくくられます。

遠野にはこのような「ひなめぐり」がある事を知ったので、次はきちんと「ひなめぐり」をしようと思いました。

どんとはれ。



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