はい、その通りのタイトルです。買う時に家電屋さんでちょっと動かした時の印象がもっさりしていると思ったので多少不安だったが、CORE-i5のモデルでフュージョンドライブの8GB(標準)を購入した。そのレビューです。
Ligtroomの起動に十秒以上かかる
SSD換装してすっかり快適に使っていたWindowsパソコン。下の記事
だが、ウチにあるもう一台のMacパソコンが古くLigtroomを使おうとしても反応が鈍く、はっきり言って使い物にならないので、買い替えを計画。
せっかく写真の編集を覚えたので、画像をきれいに映してくれる、以前からあるMacを活用しようと思ったのだが、Ligtroomが思うように動いてくれない。
最近のMac21インチはメモリーの増設は出来ないようだが、古いMac21インチなのでメモリ増設済みなのにこのざまだ。
と、今あるMacを散々けなし、カミさんに必死になって訴え続け、やっと先日買い替えの許可を頂いた。しかも5Kの27インチでOKをもらったので、さながら「勝ち点3」をもぎ取った様な爽快な気分だ。
実際にMac27インチを見てみると、家電屋さんでもデカイと思ったが、家に置いてもやっぱりデカイ!
キーボードがおもちゃに見える。
アカウント設定を一通り済ませて、念願のLigtroomCCをインストールして使ってみた。
うそ~。ソフトの立ち上がるの時間が古いMacと変わらない・・・。
きっと、フュージョンドライブだから、ソフトがHDD側にインストールになったので遅いのだろう。現にHDDの音が微かにゴリゴリ聞こえているのだから。
そのうち、ソフトの使用頻度が高いとSSDに移動して快適に使えるのだろう。などと都合の良く根拠の無い事ばかり考えていた。
そのプラス思考があだとなったようで、一向に改善されず1週間が過ぎた。
流石におかしいとやっと思い始めて、やはりここはメモリの投入と考え現状で4GB×2枚入っているメモリー部に、空スロットは2つあるので、思い切って8GB×2枚を追加して合計24GBのモンスターマシンに仕上げた。
標準の4GBのメモリーが二枚そのままなので、これも8GBの物に変えると32GBと最大にはなるが、24GBでも十分だと予測し、それはそのまま伸びしろとして保留した。
(メモリ部分の写真)
全然違った。
ゴリゴリ音がしないまま静かにLigtroomは立ち上がり、その時間は4~5秒程度と早くなった。写真の編集や、パラパラ写真を選択しても「読み込み中…」になる事はほとんどなくなってフリーズするんじゃないかと気遣うストレスからも解放された。ガンガン行ける。
大正解!
あのHDDのゴリゴリ音はメモリーが足りなかったから、HDDをメモリ代わりに使っていた為だったようだ。
我が家のMac27インチ5Kモデルは、本来のポテンシャルを発揮して、精細で大きな画面で快適に編集ができるようになった。
僕のもくろみはうまくいったようだ。
気が付いた事
5Kディスプレイで等倍で写真を見ても、普通のパソコンで見るようなディスプレイ数枚ぐらいの大きさに拡大して表示されることは無い。
当たり前だが、ピクセル?が小さいから同じ6000*4000px(ニコンD7200,D5500の場合)の写真でも、少しはみ出るぐらいで、ほぼディスプレイに納まってしまう。だから、ニコンD7200とD500とでは写真寸法が違う事がはっきり分かる。
ちなみに、D500はほぼ場面に収まる寸法なので、やはり出来上がり寸法はD7200より小さいことが見た目で比較できた。
逆に、それぐらい見た目の写真の大きさが小さいので、等倍じゃなくて3倍とかで写真を見る必要が出てきた。そうしないとゴミにきづかないで補正をしてしまいそうだから。
うれしい逆転現象だが、非常に精細な画面なので自然と編集に力が入る。
また、モニターのキャリブレーションは画像の扱いが得意なMacでもデフォルトでは赤みが強かったようで、はっきりと違いが分かるぐらい修正になった。やはりMacといえどもモニターキャリブレーションは必要のようだ。
ちなみにMacのディスプレイは自動修正してくれるので、キャリブレーションは簡単だ。キャリブレーションの仕方の記事はこちら
これで世界標準の色味で勝負ができる。
キーボードとマジックパッドはどちらも充電式で、iPhoneなどと同じUSBコードで充電でき、電池交換の手間が省かれる。意外となくなるのが早いから、面倒から解放されるので良いことだ。
こうやって目の前のiMacを見ると、27インチの5Kディスプレイは、やり過ぎかと多少ためらったが、やはり買ってよかったと思う。写真を編集するには、これぐらい大きいほうが快適に編集できる。
また、写真がフルサイズの大きさのデータの場合は、もしかするとスペックが低いかもしれないと不安にも思った。そしてフルサイズの一眼レフカメラには手を出すことは金銭的に無い、と決定づける買い物になってしまった事を付け加えておこう。
重ねて、SONYのXQDカードリーダーを接続したままだと、スリープから目覚めなくなっていたので、カードを読み込む時だけ接続した方が良い。
以上、500PXの次の目標を98パルスに引き上げた奥野 路頼(@MitchiOkuno)でした。
(インスタもよろしく)
どんとはれ