冬は寒いし雪が積もって、雪かきが大変でしかも車移動はスリップして危ないので厄介な季節ですが、写真目線で見るとこれほどドラマッチクな季節はないと思っています。
なのに今年はどうも雪が少ない。
だから雪を求めて岩手で一番豪雪地帯である西和賀町に、今しか食べれない「寒ざらしそば」を求めて写真ドライブに行ってきました。
寒ざらしそば
県道1号線を南下し、トンネルを抜けるとそこは雪国だった。
あるある雪が。
…いや少ない。
さすがの西和賀町でも、例年より雪が少ないですね。
地元の方々としては豪雪に悩まされなくて済むので良いことかもしれませんが、それでも例年通り降ってもらった方が、自然や環境的に安心な気がします。
豪雪地帯で雪が少ないと自然の恵みにも影響してきそうですよね。
このままでは春に出てくる、あの絶品ワラビの品質が落ちそうで、勝手に心配してしまいます。
この写真の撮影ポイントは旧沢内村にある「弁天島」です。
NIKON D810 (70mm, f/22, 1/4 sec, ISO31)
三脚を使えば良いのに、いつもの手持ち撮影です。
でもこれ、D810なのでカミさんのミラーレスのように5軸手ぶれ補正とレンズ補正なる強力な手振れ補正はないので、ニコンレンズのVR機構と、ちょっとした工夫をして撮影しました。
その工夫とは、橋のランカンを使って、出来るだけブレないように「頑張る」事です。
そんなことしてないで、ご自慢のカーボン三脚でも出せばいいのに、って思うじゃないですか。
三脚を使わない理由は、これぐらいの事に三脚を立てるのが、めんどくさいのです。
でも、これ以下のシャッタースピードで、しかも手ブレ対策を工夫できるシチュエーションがなければ、さすがに使いますよ。
これこれ、この岩に積もった雪景色を撮りたかったので、とりあえず撮れてスッキリしました。
撮影はうまいこと成就したので、本日のランチに向かいます。
西和賀町では、今時期「寒ざらしそば」が出始める頃です。
ですので、「湯夢プラザ」さんにお邪魔させて頂きました。
ここはJRの駅に温泉がある有名な「ほっとゆだ駅」の向かいに立っている観光協会の建物です。
来月には「ゆきあかり」が開催され、そのメイン会場です。
これは去年の様子です。
このサイトを立ち上げてすぐの記事ですので、クオリティーが低くお恥ずかしい限りです。
あ、今もだ…。
情報なしで向かったのですが、なんと今日から寒ざらしそばが始まったようです。
ラッキー!
頼んだのはもちろん「寒ざらしそば」の「おおざる」です。
それと、西和賀名物の納豆汁です。
お隣、横手市も納豆汁が有名ですね。
ざっくりこの辺は納豆汁の食文化が伝承されているようです。
「おおざるそば」は¥1,000で、見ての通りなかなかの量があります。
独特なもちもち食感があり、食べ応えがあります。
そばの量に対し、薬味が少ないので、自然とそばの味、風味を噛み締める事になり、そば好きにはたまりません。
お塩などあれば更に楽しめると思います。
女性にはちょっと多い量かもしれませんので、大食漢な「連れ」がいた方が良いかもしれません(カミさんは「遠慮の一口」だけ、僕にくれました)。
納豆汁は単品で¥300で、定食になると「生姜焼き」や「ハンバーグ」、「とんかつ」、「竜田揚げ」とのセットになり¥750(税込)で、しかもご飯のおかわりは自由です。
ミニ丼とのセットもあり、こちらは「野菜天ぷら」「海鮮中華」「牛丼」「カレー丼」との組み合わせで¥600。
海老天丼は¥700と、やはりここでもエビが少々特別扱いされていました。
寒い時の納豆汁は、あったまるぅ〜。
あったまりついでに、駐車場の一角にある「足湯っこ」で更に温まります。
来月には、ここを拠点に昨年大感動した、あの「ゆきあかり」が開催されます。
肝心の雪が少なく、あの雪に音が吸収されれ静寂の中での幻想的ゆきあかりになるのか心配ですが、西和賀町の皆様のおもてなしの精神で、きっと感動できる「ゆきあかり」になるでしょう。
当日は天気が荒れませんようにと願うばかりです。
もう少し雪を求めて走り、見つけた景色がこちら
Panasonic DMC-GX7MK2 (15mm, f/16, 1/200 sec, ISO100)
カミさんのミラーレスで撮ってもらいました。
これこれ、この雪の量を求めていたのです。
以上、ゆきあかり大好きロマンチックハゲオヤジの奥野路頼でした。
どんとはれ
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