表題を正確に書くと、「・・・で太陽をカミさんに撮ってもらった」です。いや、撮っていただきました。いや、撮らさせてさしあげました?
太陽を撮るには神レンズかも
太陽を撮るにはソニーのミラーレスと優秀な単焦点レンズで撮る、というのは最近みみにする情報です。
では、僕の手持ちのミラーレスカメラである、LumixGX7MK2とライカの単焦点レンズの組み合わせであれば、同様に綺麗な光芒の太陽が撮れるのではないかと、どちらかと言えば希望的な考え方で、冒頭の写真を撮ってもらいました。いや、撮らせてあげた。
…カミさんが撮りました。
(この写真はクリックすると拡大します。)
Panasonic DMC-GX7MK2 (15mm, f/16, 1/800 sec, ISO200)
どうでしょうか?
僕的にはイケているように見えます。
美瑛町の写真に似た感じの場所を見つけたので、あの写真を模倣して撮らせてあげました(まだ、こだわる)。
このカメラのファーストインプレッションはこちらです。
光芒を出したいので、絞りはこのレンズ最大のf16まで絞ります。
明るさだけ調整した程度で、ゴーストもそのままの、ほぼ撮って出しの写真です。
本人曰く、ゴーストなど気にしないで撮ったらしく、撮影時にゴーストが出ない様に気を付けた写真でも無いようです。
それでいて、正面に太陽が入る構図なのに、これだけ長くきれいな光芒が出せるのだからやっぱり時代はミラーレスなのでしょうか。
つい最近富士フィルムからフルサイズを超えるイメージセンサーサイズの中盤カメラGFXが販売予告されたし、今年はミラーレスの上級機種がガンガン出でてきて、新たなデジイチ時代がやってくる予感もします。
ちなみに一眼レフのD810と24-70mm f/2.8E VRとの組み合わせで撮った写真がこれです。
僕が撮りました。
ん~ん。
何かの隙間から太陽が差し込む様な構図だと、それなりに「ピーーーッ」と光芒が伸びるのですが、太陽光を調節できない、この何もない状況は光芒が出にくい様です。
こちらもニコンのナノクリを確認するためゴーストをそのままにしました。
Lumixと同じように太陽を真正面から撮るともっとゴーストが出るので、ゴーストは出来るだけ出ない構図に調整してみました。
ちなみに、一眼レフなので、光学的に直接眼球に太陽の光が届くのでファインダーを覗いての撮影は危険です。
ですから普通は太陽を撮る場合はライブビューにするのですが、僕はPVボタンを押して光芒の具合や、ゴーストの出方をファインダーで確認し調整しながら撮っています。
絞りを最大に絞った状態でPVボタンを押すと、ファインダーはぐっと暗くなり、その状態で被写界深度や絞りの調整をします。
と、いいますか、被写界深度を確認するためのボタンがPVボタンですね。
もしもPVボタンを誤ってはなしたら、生の光?が眼球にあたり、危険ですのでやはり人に勧める方法ではありませんね。
その点、ミラーレスのファインダーは小さな液晶画面を覗いて見ているだけなので、安心して構図を決める事が出来ます。
次に「日が沈む場面」対決です(いつの間にか対決になっている)。
先ずは、僕から
ジャーン!
光芒を出すことにまずまず成功しました。
これは、山肌に隠れそうな状態なので、光芒が出やすくなっている為ですね。
はい、次はカミさんがLumixGX7MK2とライカで撮りました。
Panasonic DMC-GX7MK2 (15mm, f/16, 1/125 sec, ISO200)
おお、お。
なな、なかなか、やるじゃね~か。
ゴーストこそありますが、やはり光芒が長くきれいに出てくれます。
ちなみに僕のカミさん、最近Ligtroom で現像を覚え、ブラシで写真をこする様になりました…。
この写真はカミさんの現像した写真です。
しかし、50万円にもなるニコンの一眼レフシステムと10万ぐらいのミラーレスのレンズキットと大差ない写真が撮れるとは。
いや、太陽を撮るのであれば、Lumixの方が上を行っている。
時代はやはりミラーレスなのか?
いま、僕の中に住む物欲モンスターは、あらたな標的を見つけたような、ちょっとざわついく感じがしています。
以上、カミさんの上達におびえる奥野路頼でした。
どんとはれ
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