日本一大きい「西明寺栗」を求めて紅葉の八幡平を越える

紅葉真っ盛りの八幡平!もみじ狩りから栗拾いへ向かうドライブコースの紹介です。栗拾いは日本一大きい粒と言われる秋田県仙北市の「西明寺栗」です。寒がった~。

 

 

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八幡平紅葉ドライブ

今年の三連休はあいにくの天気で、八幡平の麓で行われた「山賊祭り」も雨の為、長居出来ずにちょっと残念。それでも晴れ間が見えた日は山頂アタックです(車ですけど)。

八幡平は標高1600m付近まで車で行く事が出来る、標高の高いドライブコースです。アスピーテラインと樹海ラインの2本の道路が整備されていて、それぞれ違った景色を気分によって使い分けています。

車で簡単に行ける山頂付近は、雲を真横から見たり雲海が広がったりと、普段の生活では見る事の出来ない景色が広がるので、気分転換に良く訪れるところです。

八幡平NIKON D500 (24mm, f/8, 1/1250 sec, ISO100)

(別日写真)

 

季節も麓と全く違うので、春は残雪の壁を楽しみ、秋は一足早い紅葉を楽しむことが出来ます。

有名な秘湯も沢山ありますね。

 

そんな見所いっぱいの八幡平は只今紅葉真っ盛り。写真を撮っても撮っても飽きません。

八幡平NIKON D500 (86mm, f/8, 1/125 sec, ISO200)

八幡平NIKON D500 (95mm, f/8, 1/320 sec, ISO200)

しかし、この日山頂付近では雪が降った後でしたので、めちゃ寒いのでした。

八幡平NIKON D7200 (55mm, f/8, 1/320 sec, ISO200)

奥に見える山肌には雪が・・・。ちょっと行くのをためらってしまいます。

で山頂付近の駐車所はこんな感じです。

八幡平NIKON D7200 (75mm, f/8, 1/125 sec, ISO200)

樹氷の出来始めです。

 

これぐらい寒いので、防寒対策はして行ったつもりでしたが、3分と外にはいられません。

車内で温まり数枚写真を撮ってはまた車内で暖を取るサイクルの繰り返しでした。

冷え切った体を温めるために、山頂のレストハウスで名物のカレーライス、カレーうどん、おでんを食べて温まります。山で食べるカレーは何でこんなにうまいのでしょう。

 

いつも思うのですが、このレストハウスの発券機は、購入した段階で注文が入るという中々合理的な仕組みなのですが、まさか山の中のレストハウスがそんなシステムだとは思えないらしく、ほぼほぼ食券を渡そうとするのです。

「注文は入っています。食券の番号でお呼びしますので座ってお待ちください。」と、毎度のやり取り。お客さんは渡しそびれた様に食券をもって席に着く。

ペッパー君でも置いたらどうかな?

大きく食券機の前に書いてあるのですが、人は読まないものですね。行くたびにお節介をしたくなります。しないけど。

 

山頂を抜け秋田県側に下ると蒸ノ湯温泉、御所掛け温泉などがありますが、御所掛け温泉の黒卵はぜひ食べてください。失礼な言い方ですが、不思議とおいしいのです。

僕らは欠かさず立ち寄ります。

黒卵
(別日写真)

駐車場脇から入る、裏山の散策も紅葉の時期は特に楽しいです。スニーカーで行けるのでここも立ち寄りたいところです。いたるところから温泉の蒸気が吹き出し、別世界が広がっています。

 

そこから有名な大沼までは数分です。

この日は風があり水面が波立っていて湖面に写り込む紅葉写真は期待薄でした。

それでもちょっと粘って何とか数枚、それっぽいのを撮ってみました。

大沼NIKON D500 (230mm, f/8, 1/250 sec, ISO200)

ここから北に数分走るとコンビニの前に無料の足湯があります。特に気を使うような感じではないので、気兼ねなく浸かって冷えた体を温めます。

 

足の疲れも取れた所で、いよいよ本日最終目的地の西明寺栗を求めてもう一走りします。

 

日本一大きい栗「西明寺栗」

足湯から南におよそ1時間半車を走らせます。道中の紅葉は進んでいますが、このあたりはもっともっと色づくので、ピークはもう少し先の様です。

dsc_1341NIKON D7200 (60mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO200)

冬には紙風船あげが行われる上桧木内を通り「かたくり館」に到着です。

春には山一面にカタクリが咲くのですが、去年それに訪れて、その際に西明寺栗の存在を知り今回は念願の栗拾いです。

 

ここで一休みして、情報収集をします。

すると、すぐ近くで栗拾いをさせてくれるところがあるらしいので行ってみました。

 

お世話になったのは「佐々木栗園」さん。

脇が水路の細い道路を進むと「のぼり」だけが目印の、普通のお宅です。

お母さんと二人の娘さんでやっている様です。みなさん秋田美人で、会ってお話しただけでも得した気分になりました。

 

栗園は離れたところにあるようで、娘さんの車の先導で後を付いていきます。

普通の乗用車では大丈夫ですが、車高を落としたような車は、舗装はされているものの、カメさんになるような山に入っていきます。

途中で、熊を捕獲するための罠らしき物をみかけちょっとビビります。

とは言っても、先ほどの家から2~3分ぐらいで栗園の駐車場につきました。

帰り道が一方通行である事と、木に付いている栗はまだおいしくないと教えられ、栗拾いをさせてもらいます。

佐々木栗園

拾っていると、「ボトっ」と栗が落ちる音がする時があります。その音は重量感があり、最初は栗が落ちた音と思わないぐらいでした。

きれいにイガグリごと落ちているものもありました。

ラッキー!

ちなみに、イガグリの事を方言では「くりかっつぁ」、「くりかっちゃ」などと、言いますよね。・・ね。

佐々木栗園

大きい粒を拾っても、古いと虫が入っていたり割れていたりしているので、土に着いてから間もないほうが良いですね。

しかし、デカイ。

 

二つ渡された袋でしたが、一つの袋がいっぱいになり、僕らは十分なので先ほどの家に戻って量り売りになります。

それでも、プロが採ったものも保険として買ったほうが良いと思い、もう一袋購入です。

こちらは虫がつかない様に消毒されています。

佐々木栗園

大きさ比較の為、新聞の上に並べてみました。

ちなみに国体では岩手県の剣道が全種目で超好成績だったので「V字」に並べてみました。

新聞の文字と比べてください。

左が西明寺栗で、みぎが普通に大きい栗です。

佐々木栗園

冷蔵保存すると栗の甘さが引き立てつようなので、このまま持ち帰りしばらく保存です。

念願だった西明寺栗をゲットし、帰りにはそば五郎に立ち寄って、生卵で頂く変わり蕎麦「がっつりそば五郎」を頂いて家路につきました。

 

来週は何処の紅葉狩りに行こうかな。

 

今日の機材

以上、紅葉狩りに合わせて大三元レンズを手に入れた奥野路頼でした。

どんとはれ

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