前回の記事では、日頃のトレーニング(晩酌)が結果を結んだようで、「一寸亭本店」さんではカミさんと二人にしてはなかなかのボリュームをたいらげた。
ただ、もうはお腹に入らないので、前回行ったふわふわの団子を食べれる豆腐屋さんを予定していたが、今日は無理の様だと予定変更し、腹ごなしのドライブに出かけます。ナビ画面で作並方面に向かう途中に大滝という滝があるらしいのでとりあえずそこを目指した。
移動途中にナビ画面で見つけた「さくらんぼ東根駅」というなんともストレートにサクランボ押しの駅名を発見。山形県=さくらんぼの名産地としてDNAに組み込まれているが、その中でもどこが有名かといわれれば考えた事もなければ、知識も無い。なので「東根」について調べてみた。
高級ブランド「佐藤錦」発祥の地 「東根市」
あの、佐藤錦の発祥の地という事だ。なるほど、それじゃどっかでサクランボでも買って帰るかとあたりを検索すると大滝に向かう途中に「よってけポポラ」なる産直施設があるらしいので寄ってみた。
ここも多分に漏れず激込み。この街道は作並温泉経由で仙台市に抜ける国道で、ただでさえ交通量の多い街道沿いの施設だ。向かいの「あそびランド」というレジャー施設と重なって渋滞していて駐車場に入りにくくなっていて、入った駐車場内も激込みだ。
やっとの事で車を停めて店内に入る。そこには店内の2/3以上の面積を「さくらんぼ」が占める。(店内の為撮影は控えたので写真なしです。)
さくらんぼだらけだ。
パックの大きさや粒の大きさ並べ方品種などで価格に違いがあるようだが、こうも多いとどれが良いのやら分からない。だから、少量の物を2種類買って、食べてみた。
噛んだ瞬間から、別のフルーツを食べているようだった。
「あ~、おれは今までなに食ってたんだ~ぁ・・・。」
甘みと味の濃さがまるで違う。
私は、普段さくらんぼは好んで買っては食べない。どちらかというと付き合いでというか出されたから「おいしいと言って」義務的に食べている。家にあっても私は食べない。嫌いではないが、別に食べなくても良いというスタンスだ。義理で3つもだべればもうたくさん。
でも、違った~、ここのは違った~。
物がまるで違う。今まで食べていてさくらんぼを、さくらんぼと呼べば、これは別の種類の食べた事のない果物だ。
ここで売っているスーパーでよく見るような(違いが分かる人は違うと思うが)、普通のサクランボでも格段に味が濃く甘い。スーパー価格で別格においしいのだから、もう2パック追加購入!
家に戻ってからも普段めったに自分から進んでさくらんぼを食べることは無い私が、催促してい食べている事に自分で驚いている。
流石、日本一の果物大国(どこかの看板に書いてあったような・・)東根市のさくらんぼだ。
もらって喜ばれる有名な「佐藤錦」だが、味は「紅秀峰」がより濃い味に感じました。私は、初めて聞く名前ですが味で選べば、おすすめは「紅秀峰」ですね。
さくらんぼの栄養素としては「鉄分」が果物中の上位でカリウム、カロチンも多く含まれカロチンは、これまた山形県の特産のリンゴや桃の4~5倍といわれているようです。
リンゴやバナナの様に追熟しないので、採ったらすぐ食べた方がおいしいのです。ここは「産地直送」を利用したほうが有効ですね。スーパーで売られているさくらんぼとは品質、ランクが違います。
これはもう、さくらんぼじゃないです!?
ここまで来れば、大滝は目と鼻の先。テンション上げて移動します。
20台ほどの駐車場に車を停めて、行き交う車の隙をみて道路を渡り、にぎわうドライブインの裏の階段を降りるとすぐに大滝がありました。澄んだ川の水がきれいです。河原まで降りることが出来、小さな子供でもちょっとした川遊びができ、井上陽水の「夏模様」が似合うような光景です。
苔の具合から見ると、普段はもう少し水量がある事が分かります。
ちょっと迫力にかけますが一枚写真に納めます。
PLフィルターを忘れたので水面が反射して水の透明感が出せませんが、大滝から手前の水面の反射までつながったクネクネ感が面白いと自分を擁護しておきます。
そういえば、最上川の水量も全然なくて今年は何処も水不足のようなので、この梅雨時期にしっかり降ってほしい物です。
いよいよ無計画弾丸ドライブは終盤に続きます。
どんとはれ。
地図