嶽きみ、十三湖のシジミ、津軽海峡亭のマグロ丼と、食べて走った津軽半島もこれ以上、北上できないので帰ります。来た道を戻るのもつまらないので帰りは今別経由で帰ります。
JR奥津軽いまべつ駅で情報収集
竜飛岬を後にして、三陸海岸と表情が違う海岸線を、新鮮で飽きることなく津軽海峡沿いに車を走らせます。ここからはいつもの無計画ドライブです。
JR津軽線の終着駅である三厩(みんまや)駅に近くなったあたりで「義経寺」という看板を発見しました。
NIKON D500 (55mm, f/8, 1/500 sec, ISO100)気になったので降りて確かめると、あの源義経ゆかりの地という説明と、歴史を揺るがす新事実が書いてありました。なんと義経は生きて北海道に渡っていた!
もちろん「諸説あり」の一つですが、気になる内容です。
NIKON D500 (17mm, f/8, 1/40 sec, ISO100)伝説の三頭の龍馬が繋がれていたとされる厩石(まやいし)
この階段を登ると義経寺です。
NIKON D500 (38mm, f/8, 1/125 sec, ISO100)膝を壊しそうなので登るのを諦めて車を進めます。
バイパスはつまらないので旧道の海岸線をのんびり走り、新幹線の駅に向かうため海岸線からサヨナラです。
ものの数分で「奥津軽いまべつ駅」につきました。
NIKON D500 (17mm, f/8, 1/800 sec, ISO100)
流石に新しい駅です。なんてったって今年開通したばかりの北海道新幹線の駅ですから。
開業日の3.26に乗った時を思い出します。
車窓からは「あまちゃん」のワンシーンの様に、旗や手を振る人があちらこちらに大勢見えました。
そんな奥津軽いまべつ駅の駐車場は屋内もありしかも無料です。夜間の出入りは出来ないようですが、一泊泊まりの冬なんかは車に雪が積もらないので快適ではないでしょうか。
NIKON D500 (17mm, f/8, 1/400 sec, ISO100)
そして隣はオフィス用品のカタログ販売かと思ったら、なんと道の駅アスクルでした。
道の駅と新幹線の駅が一緒です。しかも出入り自由・・・自由すぎる。
新幹線の駅に向かいます。
新しいにおいのぷんぷんする駅です。エレベーターに乗ると1階と2階しかないボタンの2階を押して上に行きます。すると2階どころか5階建てぐらいの高さまで昇るじゃないですか。しかもスケルトンのエレベーターで。
高所恐怖症で閉所恐怖症の僕は「だまされた感」いっぱいで停まるボタンを探してしまいました。
2階からの景色です。道の駅と津軽線の駅と新幹線の駅がコンパクトにまとまっています。
NIKON D500 (55mm, f/8, 1/200 sec, ISO100)
そして新幹線の線路が見れました。
でも、ここは本線ではないようです。
NIKON D500 (18mm, f/8, 1/320 sec, ISO100)
時刻が半端で新幹線はしばらく通らないようなので、この辺の情報収取をします。
フリーペーパーを見つけて、この辺の観光やおいしい物を探していると、何もないと思っていた半島の海岸線にも、あるある。
今日のドライブコースの近くに「高山稲荷神社」、「高野崎」、北海道新幹線が青函トンネルに入る場所にある「青函トンネル入口広場」など写真に納めたい場所を素通りしてしまっていた。
高野崎には先ほどの分岐点から内陸に走るかこのまま海岸線を走るか迷ったのだが、そのまま海岸線を走っていれば良かったなと、ちょっと後悔した。
リーズナブルにウニや岩ガキがいただけるところもあるようだ。
いろいろと次回の楽しみとしよう。
この先で、むつ湾を走るフェリー乗り場があるようなので車を進めます。
30分ぐらいで到着です。
ちょうどフェリーが対岸の陸奥から戻ってきたところでした。
NIKON D500 (55mm, f/8, 1/800 sec, ISO100)
このフェリーは津軽半島と下北半島を約1時間で結ぶフェリーです。これに乗ってのドライブコースも魅力的に思いました。
こんな感じで着岸するとすぐに車が出てきます。
NIKON D500 (55mm, f/8, 1/640 sec, ISO100)
なんか、楽しそう。妄想が膨らみます。時刻表を確認して今度は計画的にドライブしてみたくなりました。
そして、このあたりでは「蟹田のトゲクリガニ」が有名らしく、別名「花見ガニ」と言われるらしく桜が咲くころ収穫されるようです。北海道にも似たようなカニがあった様な・・・。
とまあ、太宰治のゆかりの地である津軽地方は、見ていない絶景や、味わっていないおいしい物がまだまだありそうだ。
以上、気が付けがカメラの設定が見事に絞値f8でばかり撮っていた奥野路頼でした。
どんとはれ
追記
盛岡にいると台風の被害が想像できませんが、沿岸部は大変な事になっているようです。友人の所にいも行きたいのですが、道路が寸断されて一般の人はまだ行けそうにありません。
震災の傷跡がまだ癒えていない所に、追い打ちをかける様なあの時に似た状況の映像がテレビで流れています。それでも、力を合わせてまた立ち上がりましょう。僕も微力ではありますが、早くどこかで役に立てるように考え、その時に備えて準備を進めています。