願いは叶う!八幡平市で 奇跡が起きた瞬間を撮る

八幡平市にて

えらい仰々しいタイトルで少々こっぱずかしいのですが、僕の感情的にはこれぐらいの事件が起きたので書いてみました。岩手最高!八幡平市最高!

 

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願いは叶う!八幡平市で奇跡が起きた瞬間を撮る

すっかりFacebookに振り回され、ブログ更新がおろそかになっている今日この頃、皆さん如何お過ごしですか。

なんて言い回し、前回も書いたような…。

 

その日は午前中天気が悪かったので、部屋にこもり溜まった未現像の写真を掘り起こして現像していました。

 

ほとんどがゴミ写真ですが、中には「おっ、いけるかも」と思える写真も出てくるので、ルールを決めて見返すようにすれば良いのですが、なかなかどうして。

 

ほぼ撮りっぱなしなのが現実です。

 

お昼にもなると、何やら北の空が明るくなってきたので、せっかくの休日なのだからとパトロールする為、車を出してみる事にしました。

 

向かった先は、ざっくり北。

 

国道4号線を北上し、沼宮内の道の駅「石神の丘」でカミさんの買い物と小腹を満たし、いつものルーティーンで八幡平方面へ向かいました。

 

さすがフォトジェニックな町、八幡平市です。

 

あちらこちらに小さな異常を発見することが出来、パトロールのし甲斐があります。

八幡平市にてNIKON D750 (56mm, f/16, 1/320 sec, ISO100)

16:9に変更と多少のトリミングあり。

 

スマホだと横にすればぴったりサイズ(ジャスティース!)。

 

こういうのどかな景色、大好物です。

畝(うね)フェチなんです。

 

こんな農家さんが作る景色を撮りながらパトロールを続けていると、雲の隙間から所々に陽がさしている場所があることに気が付きました。

 

ですので、それを俯瞰で見る景色をイメージし、高い場所に移動して撮影開始です。

八幡平市にてNIKON D810 (200mm, f/11, 1/200 sec, ISO200)

(16:9に変更と多少のトリミングあり)

 

いいですね~。

緑のグラデーション。

光と影。

 

水の張った田んぼまであります。

 

これまた農家さんが作る絶景です。

 

タイムラプスも撮って遊んでみたりして。

 

めっちゃ晴れてる!

 

でも、すぐに雨粒が少し顔に当たったので慌ててカメラを撤収しました。

 

みるみるうちに、厚い黒い雲にかわり岩手山は見えなくなり、岩手山の麓は雨が降っているのが見えました。

 

僕のいる場所は雨が少し当たるぐらいでしたので、それよりもより一層、光と影のコントラストが増した景色が広がっていたので、それを撮っていたその時です。

 

事態は予想通りの展開となってきました。

(予想通りか!)

八幡平市にてNIKON D750 (14mm, f/11, 1/80 sec, ISO100)

(16:9に変更と多少のトリミングあり)

 

なんということでしょう!(ビフォーアフター的に)

 

目の前に広がる強いコントラストが作る景色に、なんと虹がかかったのです。

 

しかも、よく見ると二重に掛かっているではないですか。

 

太陽を背にしているから、虹が出ることは予想はつきますが、まさに思い描いた景色です。

 

さらに、イメージは湧きました。

 

この陽が当たっているあたりに赤い屋根のサイロや牛舎らしき建物が見えたので、ここにスポットライトのように当たってくれたら最高だと、その瞬間をイメージし頬に少し当たる雨粒も気にせず、その瞬間を待ちました。

 

ただし、まさかの虹が消えることも考えられます。

 

思い通りにサイロに陽が当たらない事も十分考えられます。

 

カメラの設定をファインダー越しに確認し、じっとその瞬間を待ちます。

 

影は目まぐるしく変化し、先ほど当たっていた光はどこかへ行ってしまいました。

 

もう一度来い!

願いながらファインダーをのぞき待ちます。

 

すると、ゆらゆらと揺れながら赤い屋根のサイロに近づいて来る光に気が付きました。

 

もっとこっち来い!

ゆらゆら、ゆらゆら、少しずつ近づいてきます。

 

保険で数枚を撮ります。

しかし、赤い屋根のサイロに近づいてはいるものの、まだ光が弱いのです。

 

そんな不安をよそに、虹だけはどんどん濃くなっていきます。

 

ファインダーを覗き、さらにじっと待っていると、一瞬よろめくように赤い屋根のサイロに日がさしたのです。

 

僕は、反射的にシャッターを一枚切りました。

八幡平市にて

二枚目はもう赤い屋根のサイロに光はありません。

 

小雨の降る中、じわりじわりと熱い感情が湧いてきて、思わず「ヨシ!」と声に出てしまいました。

 

この写真が好きかどうか、奇麗かそうじゃないか、うまいか下手か。

 

そんなのどうでもいいのです。

 

自分のイメージした思い通りに撮れたことがうれしいのです。

 

トリミングも考える必要がありません。

だって、僕のイメージしたそのものだから。

 

速攻、家に戻り現像してみました。

 

ほぼイメージ通りなので簡単な調整だけで済みます。

現像時間は10分とかかりません。

SNSに投稿するためにiPhoneで明度を確認し、投稿です。

 

いつもの暖かい「いいね」をたくさんいただきました。

 

コメントまで頂きました。

 

ありがとうございました。

 

こんな普通に絶景がみられる岩手にぜひお越しください。

#おいでよ岩手

 

以上、岩手は「みちのくの奥より」、奥野路頼でした。

どんと晴れ

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