D500の発売を目の前にして、落ち着きのないときを過ごしています。
予約した人は皆同じ心境ではないだろうか。
そこで、気を紛らわすためでもあるが、あえてD7200の事を振り返り、D500が手元に届いてからの2台持ちを、どういう使い方で持つべきか考える事にした。
D7200本体は前回の記事で、復習し整理したので今回はレンズを整理する。
大三元に手を出す前にこのレンズを検討しよう!
度々でてくる、ニコン大三元と呼ばれる以下の3本のレンズ
14-24mm f/2.8
24-70mm f/2.8
70-200mm f/2.8
と、f2.8の通しレンズ御三家を指す。
これらはFXサイズのレンズなので、センサーサイズが小さいDX機には、付くけど勿体ないレンズとも考えられる。
なにせ、レンズの中央部分しか使わないのだから。
言い換えれば、レンズの一番おいしい所だけ使うともいえる。
そこを考慮すると、FXレンズの安価な物でも、レンズ中央しか使わないのだから、FX機で使うより、良い結果が期待できる可能性が高い。
将来、フルサイズに移行することを考えると、そういった選択もあるが、今は写真判定してもFXとDXの区別はプロでも困難だ。
そんな時代なのでD500のように、DX機の性能がFX機なみに上がったので、DX限定で考えて見よう。
超広角レンズのすすめ
なぜかDXレンズには超広角レンズのラインナップに2本ある。
選択する際はこちらの記事を参考にしてほしい。
超広角の面白さにはまったら、あなたは脱初心者です。
パースの効いた画、広々とした景色を表現するのは当たり前。
これを付つけて、祭りなど近寄って撮ると迫力のある画が撮れます。
犬、猫などのペットも面白いです。
コツは近寄って撮る。かな。
遠くから狙わない分、足で撮るので上達すると思います。
標準ズームもよいレンズですが、次のレンズは購入は間違いなく超広角レンズです。
一度使ったら手放せないDX 17-55mm f2.8
私の一押しで、一番のお気に入りレンズです。
描写力は断トツです。AFも爆速正確無比!
明るいf値も使いやすく、被写体を選ばない。
35mm換算は25.5-82.5mmと広角から中望遠となる。
25.5mmでは、パースの効いた画が期待できるし、82.5mmという焦点距離は、肉眼よりやや望遠というぐらいでなおかつ、明るいf値なので、ボケも期待できる。
さすがに野鳥撮影や、望遠を使った圧縮効果は期待できないが、見たままを素直に表現するにはとても良いレンズです。
使い心地もよい。
この辺のレビューもこちらの記事で書いています。
迷った時のスーパーズーム
これも上と同じページでレビューしていますので参考にしてください。
本当に、これさえあればの最強レンズです。
AF速度は速くは無いですが、なにせ広角から超望遠まで、これ一本で済んじゃいます。
がさばる事、重い事(FXレンズ比では無いが)、これ一本で済む。
詳細は、レビュー記事で確認ください。
魚眼レンズのすすめ
今持っていないのなら、「魚眼レンズ」は早くそろえたほうが、表現に幅が生まれる。
最近の私のお気に入りレンズだ。
違った目線で表現できる。
まだ、うまく使えていないが、楽しいレンズであることは間違いが無い。
ペットフードのコマーシャル「ドギ〇マン」で使われている、かわいい鼻デカ写真がそれだ。
風景でも人でもペットでも、魚眼風の加工と違い、ほぼ180度を写すことが出来る。
明るい標準レンズを考えているなら・・・
35mm f1.8というDXレンズがあるが、コンパクトで明るいレンズで良いと思う。
しかし、この焦点距離は40mmマクロ f2.8でカバーできるので、マクロ撮影も考えているならば、こちらを先に手に入れたほうがいいだろう。
そして、様子を見方が良いと思う。
どちらも所有しているが、私の場合はマクロで用が足りる事がほどんどだ。
だから、最近は星空撮影の時ぐらいしか出番はなくなっている。
その星空撮影でも中途半端な画角なので、さらに使う頻度が少ない。
マクロ撮影が念頭になければ、コンパクトで明るい良いレンズです。
写真上達レンズです。
おまけ
ここまで、DXレンズ縛りで考えたが、おまけでFXレンズを一つ紹介しましょう。
FXレンズで80mm f1.8というレンズがある。
安価で、FXにはちょっとイケていないという噂もあるが、そこはDX機はレンズ中央部分しか使わないので、気にしなくて済む。
中望遠で、f1.8の解放値は魅力的だ。
ある程度そろって来たら、このレンズも使いやすく、主人公をはっきりさせたい場合によく使うレンズです。
ボケは最高です。
f1.8から調整できるので「ボケみ」をコントロールする幅が広く、思った通りのボケと引き寄せ効果が期待できます。
この辺の焦点距離を多用するのであれば、持っていて損がないレンズです。
お一つ如何でしょうか。
また、最近発売された、16-80 f2.8-4は除いていますが、今回は「D7200にはコレ」的な考えで選びました。
このレンズは、やはり動画を重視した画角だと思います。
使っていて、このレンズの必要性をあまり感じません。
中途半端な感じがするのです。
だめなレンズではないです。
描写力もあり、DX唯一のナノクリコートで逆光にも強い。
おまけにVR付きで手振れにも強い明るいレンズです。
強い、強すぎる。
なぜか。
やはり動画がメインだからと考える。
逆に、これ一本である程度、なんでもこなすとも言えるでしょう(若干矛盾)。
やはり、D500用と考えたほうが合点がいく。
ま、D500が手元に来たら、間違いなくこのレンズが常時付くことになると思うが。
まとめ
結局レンズ沼
一度はまったら抜け出せない。
なので、これ一本で済むレンズは無いから、どんな画が撮りたいかを考えて、イメージしてひとつづつ手に入れて、使わないと分からないのです。
持っていても、使わないと意味がないですし。
持っていたからと言って、納得のいく写真が撮れるわけでもない。
大事な事は他にたくさんある。
しかし、折角のDX機を選択したのだから、FXレンズに比べていろいろ試すことが出来るので、ローンでも組んで片っ端から揃えるのも、ありではないでしょうか。
少々乱暴な締めになりましたが、以上で終わります。