無計画ドライブで見知らぬ土地に行った時は、電信柱に吊るされた広告を頼りに、気になるものを探せば事前情報がなくても高い確率で人気店にあり付くことが出来る。という、お話です。
今回、その方法で見つけたお店は・・・
(冒頭の写真はプライバシーを考慮し人が写らないように店舗奥側を撮ったのですが、実際は激混みでした。)
最上川千本団子/横丁とうふ店
板そばで有名な「あらきそば」さんに向かい国道13号線を南下していると、一枚の看板に「だんご」の文字と「とうふ」の文字が書いてあった。
気になりますね。
豆腐屋の団子なのか、団子屋の豆腐なのか?
どっちが店名でどっちがブランド名なのか?
団子でも豆腐でも、どっちにしても好物なので、蕎麦をたべたらデザートにでもしよう、とサクッとカミさん検索。
・・・人気店らしい。
それもかなりのこだわりようで、固くなるからその日で食べてください。
てゆうか、団子らしい。
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そばを食べ終え、お豆腐屋さんへ向かう。
いや、団子屋さんへ向かう。?
ややこしい。
着いてびっくり、店のまえに行列ができてるじゃないですか。
パッと見て駐車場も空きが無い。
「苦手なんだよなぁ。並ぶの。」
と思ったが、折角なので並ぶことに覚悟を決めて、一方通行の駐車場へ入る。
空きが無いと思っていた駐車場は、店舗を囲むように広い駐車場で、奥の方だけでも30台ぐらい停められそうだ。
ほっとしたが、店の前は注文する人と出来上がりと待つ人たちであふれかえっている。
注文するために並んでいた時に、お豆腐が目に入る。
試食もしたかったが、あまり広くは無いレジ前から人が並んでいて、身動きが制限されているので試食も諦める。
うまそうだったな。
店員さん達は、人のさばき方がうまく、すぐにレジ前に到着。
注文したのは、「団子」2本
食べていくことにした。
野点をイメージした店舗内は、オールドマダムの方たちで座るスペースは無かったが、店員さんに聞いたら蔵があるそうで、そちらが開いているのでどうぞと、蔵を進められた。
ラッキー~!
聞いてみるものだ。
番号札を渡されて、蔵へ移動します。
隣の建物へ続く廊下は工場の様子が伺える様になっています。
蔵の重厚な扉が迎えてくれます。
中は涼しく、居心地の良い空間で、長いドライブでの疲れを取るには最高のおもてなし空間でした。
注文のお団子が来ました。
やっべ!
テンション上がる。
みたらしだんごの、このテリ。
くるみだんごの、このくるみの量。
食べると、予想以上の柔らかさ。
ねっとりしそうですが、噛んでキレが良く、とにかくふわふわです。
みたらしだんご(醤油だんご)に掛かっているタレは甘すぎず、すっきりしていて醤油の味が生きているタレです。
くるみも程よい甘さで、渋川の苦さを全く感じないくせのない美味しいくるみで、皿は舐めたようにほぼ全てだんごにつけて食べました。
最高のおだんごです。
お世辞抜きで、ダントツ一番の私好みのおだんごです。
これだけを食べに山形に来るだけでもいいかな。
もう少しすると、さくらんぼ狩りも始まるようです。
その時期にまた来ようと思う一品でした。
そして、今度来たら、お召し上がりメニューには各種の焼き団子もあるので、これと、ぜひ一緒に豆腐も食べてみようと次の計画も始まりました。
気がつけば、今日は硬くて有名なそばと柔らかくて有名なだんごの真逆な組み合わせになっていた。
どんとはれ。
地図
営業時間: 8:30〜17:30