最近の人気記事が、訂正したいことだらけになってきたので書き直しです。へ~、そうなんだ。てな感じで読んでもらえれば助かるネタを紹介します。でも全然ありだと思います。
「ユー、ヤッチャナヨー。」
いきなりカメラ二台持ちデビューはいかが?
その前に。
たくさんのみなさんに読んでいただいているこちらの記事
感謝いたします。
しかし、ブログを始めてまだ日が浅い頃(現在もあまり進歩はありませんが…)書いたもので、今読み返しても読みにくい内容で反省しております。
そこで、このままでは本当に申し訳がありませんので、いったん簡単にまとめてみたいと思います。
僕のおすすめは一眼レフカメラ
予算にあったお気に入りのメーカー、お気に入りのグレードを選んでください。
(上記の記事を読んだ後の方はおさらいになりますが、)その際気を付けるのはデジタル一眼レフカメラには二種類あり、誤解を恐れずに表現すると、それらは別物だという事です。2大カメラメーカーのニコンとキャノンを例に取り実際の現行モデルを説明いたします。
イメージセンサーの大きさで二分類される一眼レフカメラ
例えるなら軽自動車と普通自動車?
ちょっと違うかもしれませんが、詳しい仕組みは置いといて、何とか違いを表現したくて使ってみました。
右から入門機→上級機の順で並べました。
ニコンだと以下が現行モデルです。
D3400,D5500(D5300),D7200,D500
キャノンだと以下が現行モデルです。
(EOSの文字は省略しています)
Kissシリーズ全般、8000D,80D,7D Mark Ⅱ
ごちゃごちゃ混乱すると思える為、あえて表記しません。興味のある人はメーカーのサイトで確認してください。
特徴は、イメージセンサーの大きさが、上の軽自動車と表現した「APS-C」と言われている大きさの規格より大きいイメージセンサーが付いています。
そして、プロモデルあるいは中上級者モデルでもあります。
でも、それらは初心者には無理かと言われれば、逆に初心者でも問題なく使えます。
ではなぜ、小さいセンサーを勧めるのか?
それは、いろいろ無駄だからです。
プロの方以外では、趣味にする、あるいはお金が余っているからという理由以外はフルサイズの意味が分かりません。
ちなみに僕は趣味ですから、写真は下手ですが…、いや勉強中でがフルサイズも見越していろいろ揃えています。趣味は本気にやらないとね。
ミラーレス、コンデジは使えないの?
全然使えます。
しかし、一番良いかと言われれば疑問が残ります。
それは運動会というのは、かなり特殊なシチュエーションだという事です。まず自分のお子さんを見つけることが出来るかどうかから始まるじゃないですか。学校指定の靴とか靴下とかだったら、最悪です。
わが子の見分けがつかないまま時間だけ過ぎていく徒競走。あせって挙句の果てには別な子供を一生懸命に撮っている始末。ストーカーか。
そんな状況で、わが子をファインダーあるいはモニター画面で捕らえ続け、なおかつ全力で走る我が子にピントを合わせ続けられるのかと、難題だらけなのが運動会です。
そんな、撮影には厳しい状況ですが、是非とも頑張っている子供の表情を写真に納めてみたいものです(思い出して泣けてきた。年だな)。
・・・で、外で行われる運動会では天気が良いほど液晶画面は見えにくくなります。家電屋さんでは「明るい店内でもこんなにはっきり見えます。」と言われても、外では太陽が相手です。LEDと比べては太陽に失礼と言うもの。
その小さな液晶モニターに、先ほどのみんなと同じ格好のわが子を確認するのはこれまた困難。アップで撮れば、それこそどこを撮っているかさえも分からなくなります。
ミラーレスはファインダーがあるモデルもあります。
形も一眼レフと見比べてもわからないし、いったいどこが違うのか?
それは、構造が違います。その名の通りミラーがレスなのです(大丈夫ですよね、説明しなくても)。
じゃあ、あのファインダーは何なのか、ですね。
ファインダーを覗くと、小さな液晶画面にレンズを通して入ってきた映像を写し出しています。
ここが一眼レフカメラとの違いです。一眼レフカメラは光学的な、生?の光を見る事が出来ます。
望遠レンズを付ければ、わが子を望遠鏡で見ていると全く同じことです。それにシャッターボタンが付いていて、押せばわが子の写真が撮れるという一台二役?の便利な機械なのです。
ミラーレスもレンズを変える事が出来て、同様に望遠レンズが付きますが、同じような事ですが、やはりそこに見えているのは液晶画面に写っているわが子で、ビデオカメラを覗いているのと変わりありません。
そして、気持ちの問題ではなくて、動いている物にピントを合わせやすいミラーレスは、それなりの価格の上級機ミラーレスカメラになってしまいます。
ミラーレスが苦手なものがもう一つあります。趣味の範囲になってきますが、もしも今回を機にカメラにハマったとします。そして色々なものを撮り始めます。花、人、電車、夜景、飛行機、滝、などなど。そして一番厄介なのは星です。
星はイメージセンサーの大きいほうが物理的に有利です。ミラーレスでは無理かと言えば無理ではない。ただ撮り慣れている人と同じ様な星空の様には星が写ってくれません。
やはり最低でも軽自動車(APS-C)サイズの一眼レフが欲しくなるでしょう。
でも、夜景は得意で綺麗ですよ。手持ちでも夜景が撮れちゃいます。
夜景に向かってパパパパパパパパって連写してカメラの中でその弱い光を集めて合成しているみたいです。
すごい機能ですね。
おすすめのカメラは
本題に入ります。
このページでは今年の春に同じ運動会をテーマにあれこれ紹介しています。
人それぞれ、様々な状況があるので「運動会にはこのカメラで決まり」とは言えない所があります。
そこで、条件を以下のようにして考えてみました。
- ニコン限定(僕が得意だから)
- 現行型(前のモデルはお勧めしません)
- 予算10万円
- 初めての一眼レフ
- コンデジを所有していない(あるいは古すぎる)
- 趣味に発展させるかもしれない
- わが子を愛している
前のモデルをお勧めしないのは、前のモデルの上位機種を買うのであれば、現行型の下位のモデルの方が画像がきれいだからです。
ちなみに、下位のモデルと上位のモデルの違いは、使いやすさと堅牢さ(丈夫さ)で上位機種のほうが良くできています。
かなり厳しい予算ですが、考えてみました。でも普通には考えていません。なぜなら予算だけで考えるのであれば価格ドットコムで調べれば良い事。
その前に、予算に余裕がある人は黙ってこれを買えば間違いない!
D500と18-300mmf3.5-5.6で、2016年秋の運動会にはこれ!
おそらく来年もこれ!
これとこれの組み合わせ!
レンズキットならこれできまり!
四の五の言ってないで、これ以外はもうフルサイズに行っちゃって~!
本題に戻ります。
以下の、どれもが数万円の出費になるので覚悟が必要ですが、先ずは予算的にも性能的にもこれが無難で間違いないおすすめカメラです。
予算もクリアして、レンズ一本で運動会を立ち回れます。しかも18-140mmのこのレンズはD5500の軽くて小さいボディーでもバランスが良いので、運動会以外でも使いやすいく趣味に発展しそうです。上級機(フルサイズ)と比べても引けを取らないD7200とほぼ同じスペックのイメージセンサーなので色がとても綺麗に出ます。僕もコンパクトなこのカメラは小さな実力者的な存在で、たまにカミさんから借りて使っています。
バリアングル液晶画面は、人混みの中で仕方なく頭の上から撮る場合にも重宝します。
これについている望遠レンズがなかなか良さそうです。標準レンズも新しく同じシリーズなので期待できます。最新のレンズだけあってMTF曲線もなかなか上級レンズ並で、ちょっと考え方が変わってきたところです。
こちらの記事で紹介しています。後で読んでみてください。
今まではダブルズームはおすすめしていなかったのですが、この望遠レンズが考え方のバランスを変えそうです。
このレンズのズーム領域である70mmから200mmという焦点距離は、競技している人を写すには良く使う焦点距離なので、不足はないと思います。そして、このレンズの最大の売りはピントの合う速さと、その時出るモーター音が静かな事です。この事は動画の可能性も広がります。
一眼レフも動画機能に力を入れて作っているので、高性能レンズとの組み合わせでより綺麗な動画が撮れるはずです(上手い下手は別として)。
最近では、スタビライザーに一眼レフカメラを付けて動画撮影している人も見かけますし、一眼レフカメラで撮影された映画もあるぐらい普及しています。
あとは、最近ニコンが搭載し始めたSnapBridgeという機能がうれしいです。
撮れた写真を携帯端末でその場で見せたり共有したりが簡単にできます。
追記:現在はこのSnapBridgeを搭載したD5600がおすすめです。
会場で素早く写真共有が出来ます。Eye-Fiモビカードでも出来ますが、SnapBridgeは転送にストレスが無いように最適なサイズにして転送することが出来るので、カメラの設定したRAWやJpegサイズに左右されません。
~追記ここまで~
これが今回の僕の考えた運動会スペシャルです。
ちょっと10万円から足が出てしまいますが、完璧な守りです。逆の組み合わせ(D3300ボディー)はなぜか高くなってしまいます。
“Nikon デジタル一眼レフカメラ D5500 ボディー ブラック 2416万画素 3.2型液晶 タッチパネル D5500BK”
または
“Nikon デジタル一眼レフカメラ D5300 ブラック 2400万画素 3.2型液晶 D5300BK”
の組み合わせ。
お詫び
※D3300は、つい最近旧型になってしまいました。そのうちこの内容を書こうと思っていたのですが、記事を書くのが遅くなってしまった。D3400は本当に最近発売されたばかりなので、D5500より高くなっています。よって、この記事は現行型の条件から外れますが読んでみてください。(D5300は前のモデルですがニコンでは現行型の扱いです。)
二台持ちのメリットはバッテリーが共有出来る事です。不測の事態も考えられます。だからこの組み合わせはバッテリーが同じなので、使いまわしが効き安心です。意外とありますよ。バッテリー切れ。
つい先日も三沢航空祭で、電源入れっぱなしでカメラバックに入れて置いたらしく、使おうとした時には、すでにバッテリーが半分。
でも、僕はD500メインのD7200がサブで、この2台は同じバッテリーなので使いまわしが効き、事なきを得ました。
その意味では、D7200とD5500はバッテリが違うので、この組み合わせはあまりお勧めしません。
二台持ちは初心者でもプロっぽく見えて良いです。かっこよいです。カメラマン席での場所の確保も有利かもしれません(補償はしません)。
18-55mmの標準レンズを付けたカメラは会場の雰囲気や、組体操やダンスなどの時、あるいはお弁当の時間など活躍します。普段もこの標準ズームレンズは描写力が優れていて、ちょっとしたマクロ撮影までも可能です。
D5300は旧型扱いではないのであえて検討対象としてみました。D5500と決定的な違いでGPS機能が付いているのは魅力的です。これとの組み合させは10万円に収まった。
しかし、どう見ても同じ機種だからどうだろう。そこをどう考えるかです。使い方を迷わなくて良いと思うのか、つまらないと思うのか…。
でも、二台持ちの快適さは譲れない。
ここまで予算があればワンランク上のD7200も圏内
ワンランク上と言ってもイメージセンサーの大きさは軽自動車(APS-C)です。
趣味に発展するつもりが高いのであれば、思い切ってD7200をお勧めします。一つ前のD7100も非常に似ていますが、描写力が決定的に違います。僕はD7100からの買い替え組ですが、使っていたからこそ、似て非なりと強く感じました。
フルサイズではありませんが、状況によりプロも使っている機種です。防塵、防滴でマグネシウムボディーなので堅牢な作りになっています。
これより上級機種はダイヤルが人差し指と親指の所にあり、それぞれシャッタースピードと絞りを主に操作できます。
もちろん、ほかの設定もこれで行います。ボタン類も多いので、設定が楽におこなえます。
ボタンが多いとむずかしいイメージかもしれませんが、ボタンが少ないとメニューから、いちいち呼び出さないと設定できなく、設定方法を忘れてしまうものです。
入門機だと、この辺がちょっと操作しにくい部分ですね。ぼくもD5500をたまに使ったときは設定を変えるのに戸惑ってしまいます。
ピントを合わせるポイントも51点と細かく配置されて、運動会の場合は構図をイメージしてピントを合わせる位置にグループモードを設定したり、AF-C(コンティニアンス)モードが良いと思います。
決してオートにしないでください。カメラはあなたの子供を知りません。カメラは都合が良い場所にピントを合わせます。独走した時は追いかけますが、他の子がファインダーに入っていたらどこに行くか分かりません。
そして、その際はこのプロ技をマスターしておいてください。
設定が必要ですのが、簡単なのでぜひ練習して自分の物にしてください。最初はピンボケ写真を量産しますので、構わず練習を続けていれば自然に親指がボタンに行くようなります。
これができれば、ピントはわが子を追い続け、ついにはピントから逃れられなくなります。
そして、望遠レンズのピント合わせを格段に楽にしてくれるのが、一脚です。
意外と使っている人は少ないのですが、こだわる必要は無いので安価の物でも大丈夫です。
こちらを参考にしてみてください。
中秋の名月も過ぎ、このネタをまとめるには少し遅すぎました。以前書いた記事がひどい内容とは分かっていたのですが、なかなか訂正できずに今日まで来ました。
今回も駄文乱文になってしまいましたが、前回よりはまだましかなと思っています。
今後とも「Michinokuの奥より」を、よろしくお願いします。
カメラネタが続いていますが、遠くにドライブに行くには何か後ろ髪を引かれるようで(ハゲて少ないけど)。
以上、カメラマニアの奥野路頼(@MitchiOkuno)でした。
どんとはれ