昨年はこのブログをきっかけに写真に本腰を入れた年で、春にはニコンAPS-CのフラッグシップD500を購入し、秋ごろには大三元レンズ病を発症し、それ以降も容体は日々悪化するばかり。
冬の始まりにはフルサイズのD750に手を出し、ついにはカラーマネジメントモニターを購入しそれを活かすスペックのPCが欲しくなり、息子から自作パソコンを譲り受け(強奪?)、その改造にまで手を出し、正月明けにはCPU交換までしてしまう始末。
そして大三元レンズの最後の一角である24-70mmf/2.8E VRも少ない出費で手に入れる事に成功しました。レビューは後で詳しくしておきますが、すんごくいい感じ。求めていたレンズです。ニコンレンズで一押しです。
2017年所信表明
新年、(すっかり)あけましておめでとうございます。
先ずは今年の所信表明です。
今年はあまり「物」に振り回されない様に気を付けて、単純に写真が上達できたらいいなと思っています。そして思いを伝える事が出来るような写真が撮れる様になって、さらにその確率を上げたいと思っています。
とりあえずハード面はプリンター以外揃っていると思うので、後は迷いなく撮って撮って感性を磨きたいと思います。
そして、今回も物欲にまみれた内容に変わりはありません。…?
新春から物欲モンスターは絶好調で~す。
たった1万円でD810と24-70f2.8Eを手に入れる
まずは、僕が今更D810に移行した理由です。逆を言えばなぜD500を手放す決断をしたかという事です。
正直に書きますと、D810はあまり興味がありません。
今、興味があるのはフルサイズのミラーレスです。SONYのアルファ―7シリーズが有名ですね。
ニコンもフルサイズのミラーレスを今年2017年に出す、とか言う噂もある様です。
もしも、この話が本当であればそのカメラにすごく興味があります。
なぜ、ミラーレスが気になっているかといえば、僕は去年オリンパスOMD-M10Mark2とパナソニックGX7MK2を使ってブログ写真を撮ってきたのですが、一言で言って使い勝手が良いのです。
ミラーレスは本体でも手ぶれ補正する機種も多いので、手持ち撮影での手振れも神経質にならなくて済みます。
ファインダー情報も沢山出てきます。AFポイントも四隅まで使えます。ファインダーを覗いて見える画は露出が変わるので完成写真をイメージできます。
光学ファインダーを持つ一眼レフカメラより、すべてが優っているとは言いませんが、それらの理由から、デジタル写真はミラーレスの方が合理的だと感じていました。
残念な事に、そのようなカメラは現在のニコンのラインナップにはありません。
ちょっともどかしく感じています。
早く出てこい!ニコンのフルサイズミラーレス!
次に、D500を手放した理由です。
もともとD500は「遂に本体手ぶれ補正機能がついた!」と勘違いして買った物なので、未練もありません。
D500はおとなしい色味といえば聞こえが良いかもしれませんが、D7200の方が綺麗に発色してくれます。ノイズなのか画素が粗いのか区別はつきませんがD7200の方が繊細に表現出来ます。
D500は連写と動画を撮る人にはすごく恩恵があると思いますが、僕の様に静止画がメインの人はD7200の方がよっぽど価値があります。
そんなD500なら値が落ちないうちに早々に売ってしまえと考えていました。でも欲しいカメラがSONYとなるとレンズから何からそろえる必要が出てきますので躊躇してしまいます。
D810は発売から2年以上経ち、下手すれば最新のAPS-Cセンサーをもつエントリー機のD5600の方が綺麗かもしれないとの不安も出てきます。SnapBridge機能も捨てがたいし、D810の後継機種も気になる時期です。
その様な事を考えて、行動に移すことが出来なかったのですが、試しにDXフォーマットの資産全ての下取りをして、いくら位になるのか見積もりをしてみようと思い立ちました。
見積もりしてもらったのはマップカメラさんです。
交換買取で見積額アップ
ここからが、本題です。
この時点で僕が欲しいのはレンズです。
Nikon (ニコン) AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
金額:¥226,490
最新のEフォーマットのレンズです。
Eフォーマットとはニコン一眼レフレンズの次世代のレンズマウントで、絞りの制御が機械式のGフォーマットから電子式のEフォーマットへ移行している最中です。
ちなみに去年買った望遠の70-200mmf2.8はGフォーマットで、これもEフォーマットが去年の暮れに発売されました。
そのうちに値が落ち着いたら交換するでしょう。
70-200mmは使いやすい焦点距離なので、どこのカメラでも一本お勧めします。
ちなみにGX7MK2には35-100mm(μ4/3なので2倍にして換算すると70-200mmです)を用意してあります。レンズ手振れと本体手ぶれ機能のダブル手ぶれ補正で、三脚なしの一発撮りで夜景が撮れます。
そして、DXフォーマットの資産を買い取ってもらった場合の金額は以下の回答です。
商品:D7200 ボディ
先取交換品金額:¥56,700
商品:AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm F2.8G IF-ED
先取交換品金額:¥48,500
商品:D500 ボディ
先取交換品金額:¥144,000
商品:AF-S DX NIKKOR 16-80mm F2.8-4E ED VR
先取交換品金額:¥60,000
商品:AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm F2.8G ED
先取交換品金額:¥34,200
商品:AF-S DX NIKKOR 10-24mm F3.5-4.5G ED
先取交換品金額:¥45,000
商品:AF-S DX Micro NIKKOR 40mm F2.8G
先取交換品金額:¥16,000
締めて¥404,400円
お~~~!
パンチ力のある金額だ。
ん!D810が買えるのでは?!
Nikon (ニコン) D810 ボディ
金額:¥242,360
そして、下取り交換の場合さらに買取金額がアップします。
買取UP金額¥52,572
つまり・・・
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購入商品小計:¥468,850
先取交換品合計金額:-¥404,400
先取交換UP額:-¥52,572
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お支払予定金額:¥11,878
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ぬはっ!
新年早々縁起が良い(何が?)
さらにレンズもカメラも【\20,000 キャッシュバック対象】ですので、4万円が戻ってきます。そして昨年に買ったレンズも対象なので合計¥60,000のキャッシュバック対象です。
これだけキャッシュバックがあるとD810の後継機や70-200mmのEフォーマットレンズに交換する際もほとんど出費なしで交換出来ちゃいそうです。
迷う要素はありません。DX資産を売り払うしかないでしょう。
という事で届いたのがこちら。
ジャーン!
簡単にレビューします。
D810は早速カスタム設定をしました。
Fnボタンには水平を割当て、動画開始ボタンにはISO感度、親指AFはD500同様に最初からあるのでこれはヨシ。
ISO感度制御も低速限界設定で1段高く設定しました。高画素数の為、手振れも神経質な設定としました。
ただし、一緒に買った24-70mm f/2.8E VRの手ぶれ補正は他のレンズより手ぶれ補正の効き方が違うように思います。
一言で言うと強力です。
狙ったISO感度で勝負が出来るので、このレンズに関しては安心して手持ち撮影が出来ると感じています。心強い相棒です。
三脚使用時の手ぶれ補正も付いているのでVR切り忘れによる変なブレも心配する必要がありません。
DX17-55mm f/2.8に変わる最強のレンズです。
まだ少ししか使っていないのでファーストインプレッション的ですが、D810はノイズが気になりました。出やすいかもしれません。
冒頭の写真はD810で撮影したものです。
D750の方がノイズは目立たない様に感じます。使いやすいのもチルト液晶を持つD750の方が上ですね。
D750の作例を一枚上げておきます。
題名:「私有地に車を入れるバカ」
じゃなかった、「上坊牧野の一本桜」でした。
僕がカメラを向けたら車に乗りこみ逃げていきました。
更にびっくり。僕がその場を離れたらUターンしてまた戻って行った様です。
なにを考えているのか理解に苦しみます。
念の為、ナンバーの写った写真も撮っておきました。
みなさん、こんな非常識な大人にならない様にしましょうね。
折角、この方はこの通り見苦しい姿をさらけ出し、反面教師になってくださったのですから。
D810の優位性は、当たり前ですが決定的に違う画素数通りの解像度です。
大きくトリミングしても有り余る画素数です。
今のところそれだけかな~。
無駄に大きくて遅いコンパクトフラッシュを使っているところも気に入りません。
現在ではSDカードの方が高速なので、SDスロットを主スロットにしてRAW、CFスロットは福スロットでJPEGとして使う事にしました。
とりあえずCFは大手電気屋さんでも在庫がなく、あったとしても古いので遅くて容量の少ない物(4GBとか8GB)しか置いていませんでした。
それだけもう流通していない事を証明しています。
ですので僕はアマゾンで用意しました。
SDカードは最も高速なレキサーをD500からおさがりで使用です。
まあ、D810の後継機かフルサイズミラーレスが出るまでしばらくの辛抱ですね。
それまで、しょうがないからD810を使っていこうと思います(なんつって上から目線)。
この正月の間、色々もがき考え、わるあがきをしたので、少しづつ記事にして行きます。
つたない文章ですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
奥野路頼でした。
どんとはれ
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